2月15日、HTCは同社初となるAndroid搭載タブレット「Flyer」を正式発表しました。
Flyerは7インチディスプレイを搭載していて、静電容量式タッチと同時に感圧スタイラスでの手書き入力にも対応するのが特徴です。スタイラスに対応することで、専用のペンを使って手書きでの文字入力や絵が描けるようになります。(どのようなものかイメージがわくように、記事の最後に動画を追加しました。)
OSにはAndroid2.4(Gingerbread)が搭載されます。他社製品がタブレットに最適化された最新のAndroid3.0を搭載してリリースされるのに対して、Flyerが旧来のスマートフォン向けバージョンを搭載するというのは少し残念に感じる部分かと思います。HTCいわく、HTC独自UIであるSense UIをAndroid3.0に対応させるのに時間が足りなかったということです。一先ずリファレンスのUIを使ってリリースしようという考えを持たなかったということは、HTCはSense UIに相当のこだわりを持っているということがうかがえます。
スペックを表にまとめてみました。
製品名 | HTC Flyer |
端末サイズ | 195.4×122×13.2mm |
重量 | 415g |
OS | Android2.4(Gingerbread) |
CPU | 1.5GHz プロセッサ(シングルコア) |
RAM | 1GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 7インチ(1024×600) – TFT液晶 |
カメラ | メイン:500万画素 AF フロントカメラ:130万画素 |
3D表示/撮影 | 非対応/非対応 |
ビデオ撮影 | 720p HD |
通信 | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 3.0 |
電池容量 | 4,000mAh |
その他 |
|