昨日お伝えしたとおり、米レノボは「ThinkPad Tablet」と「IdeaPad Tablet K1」の2つのタブレット端末を正式に発表しました。どちらもディスププレイサイズは10.1インチで、Android3.1を搭載しています。日本での発売も決定しており、8月2日に正式発表される予定です。
ThinkPad Tabletはエンタープライズ向けの製品で、堅牢なキュリティや運用管理面機能が搭載されています。付属のタッチペンによるイラストや手書き入力に対応しています。Android3.x系のOSを搭載しているのにもかかわらず、前面下部に「ホーム」や「戻る」などの物理操作キーが備わっています。視野角の広いIPSパネル、高耐性のゴリラガラスが採用されている点にも注目です。価格は$499~。
IdeaPad Tabetはコンシューマー向けの製品で、開封後すぐに使い始められることをコンセプトにして設計されています。ゲーム、Facebook、Twitter、音楽/動画プレーヤーなど、20種類以上のアプリケーションがプリインストールされています。本日より販売が開始されています。価格は16GB Wi-Fiモデルで$499、最大$599。
基本スペックは同じです。
詳細スペック
ThinkPad Tablet
- OS:Android3.1(Honeycomb)
- サイズ:260.4 x 181.7 x 14mm
- 重量:715g(WiFi)、730g(WiFi+3G)
- ディスプレイ:10.1インチ/WXGA(1280×800)/IPSパネル/ゴリラガラス/マルチタッチ/筆圧感知
- CPU:1GHzデュアルコア NVIDIA Tegra2
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB/64GB
- カメラ:500万画素リアカメラ&200万画素フロントカメラ
- 無線LAN:IEEE b/g/n
- Bluetooth:2.1+EDR
- 通信:Wi-Fi、Wi-Fi+3G
- 外部端子:フルサイズUSB 2.0、microUSB、フルサイズSDカード、miniHDMI、3.5mmオーディオジャック
- バッテリー:3250mAh
- 連続稼働時間:約8時間
- その他:タッチペン「「ThinkPad Tablet Pen」付属
IdeaPad Tablet K1
- OS:Android3.1(Honeycomb)
- サイズ:264×189×13.3mm
- 重量:~750g(Wi-Fi+3G)
- ディスプレイ:10.1インチ/WXGA(1280×800)/マルチタッチ
- CPU:1GHzデュアルコア NVIDIA Tegra2
- RAM:1GB
- ROM:16GB/32GB
- カメラ:500万画素リアカメラ&200万画素フロントカメラ
- 無線LAN:IEEE b/g.n
- Bluetooth:2.1+EDR
- 通信:Wi-Fi、Wi-Fi+3G
- 外部端子:フルサイズUSB×2、microSDカード、miniHDMI、3.5mmオーディオジャック
- バッテリー:
- 連続稼働時間:約10時間
画像
動画
情報元:Lenovo
タブレットは流行りだけど所詮は用途が限られてると思う。10インチあるなら、キーボード付でwindowsの方が魅力的に思う人が多いと思うけど…物理キーの方が使いやすく消費電力も30%少ないし…目線に合わせて持ってるのも疲れそうだけどモバイルPCなら膝の上に置いて画面角度も調節できるし…iPadがMACの出荷量を越えたらしいけど、8インチ以上のタブレットは消えて行く気がしますが…。よ~く考えると、マルチタッチてブラウジング以外の操作では魅力ないんですよね…。iPhoneやiPadって「アンドロメダ」とかのSF映画で出てくるディバイスを真似て開発されたんでしょうけど、現実世界ではサイズが大きいものは使いづらいと思いますが…
でも、Androidには自由度の高さに可能性を感じるので頑張って欲しいです。
ThinkPadと言えばE420が魅力的(ファンが静か・キーが押しやすい・安い)
スマホ+タブレットよりも
スマホ+モバイルPC(X121eのcore iのWiMAXモデル)が魅力的。
価格差も無いし。
どう思います?
いつもコメントありがとうございます。
タブレットを作っている側もタブレットの用途をはっきりと言えないのですから、今のところかなり中途半端なポジションに居るのは間違いないと思います。個人的には「ポスト・ノートパソコン」にはなれないけれど、タブレット独自の優位性はあると思っています。例えばパソコンを全く使ったことのない幼児や高齢者などはキーボードとマウスを使わない直感的操作方法に好感を持つようですし、ビジネス用途であればクライアントとひとつの画面を覗きながら商品をPRするにはノートパソコンよりも適していると思います。あとは起動終了が素早いことも優位点の1つでしょうか。
モバイル端末としてみたときにはあまり数が持てませんから「スマートフォン+ノートパソコン」が最小の組み合わせとしてはベストかも知れませんが、家の中で使う分にはスマートフォン、タブレット、パソコンが全てあってもそれぞれで明確な利用シーンがあって便利だと思いますよ。