アイ・オー・データ機器は7月20日、スタンド型Androidプレイヤー「alimo(アリモ)」を発表しました。発売時期は8月上旬、価格はオープン(34,800円前後)となっています。
alimoはAndroid2.2を搭載したメディアプレイヤーです。音楽、動画、画像、インターネット、ニュースなどが閲覧・視聴できるほか、200万画素カメラや32万画素のインカメラを搭載しているので写真撮影やビデオチャットなども楽しめます。赤外線通信も可能なため、テレビやレコーダーなどのリモコンとして使うことも出来ます。さらにAndroidマーケットが利用可能なので、これ以上の機能拡張も容易です。
ディスプレイサイズは持ち運びに便利な7インチ。マルチタッチ対応の静電容量式タッチパネルを採用しているので、一般的なスマートフォン同様、滑らかな動作が期待できます。
筐体はスタンド型の形状になっており、机に垂直に置くことも平行に置くことも出来ます。動画鑑賞時には縦置きに、リモコン操作時には横置きに、といった具合にシーンに応じて最適な置き方を選択できます。
その他の主なスペックは、800MHz動作のCPU、512MBのRAM、同じく512MBのROMを搭載、最大32GBまでのSDカードをサポート。通信は無線LAN IEEE802.11b、g、n準拠、BluetoothVer2.0+EDR(対応プロファイルA2DP、HSP)で、モバイルネットワークには非対応となっています。外部端子はフルサイズのUSBポート、miniHDMI、3.5mmオーディオジャック。センサーはGPS、電子コンパス(3軸)、加速度センサー(3軸)、照度センサー。その他ステレオスピーカーが内蔵されています。
バッテリー容量は2,500mAhで、駆動時間はスリープ時約9.5時間、リモコンモード時約4.5時間、動画再生時間約2.5時間となっています。
寸法は120×230×40mm、重量は約470gとなっています。
一般的なタブレットと違ってスタンド無しで縦置きにも横置きにも対応出来る点が最大の特徴と言えると思います。スペック的にはローエンドからミドルレンジといったところですが、台所やリビングなどでちょっとした情報収集をしたり音楽を楽しむといった使い方であれば、価格も高くないでの悪くない選択だと思います。発売後少ししたら2万円台になりそうな気がします。
情報元:アイ・オー・データ機器