台湾メーカーのCamangi(カマンジ)から、7インチとしては日本国内初となるAndroid3.1(Honeycomb)を搭載したタブレットが発表されました。商品名は「Camangi Mangrove7・WiFi(マングローブセブン)」。価格は想定小売価格で49,800円前後、発売時期は今年8月中旬です。
Mangrove7 WiFiは、タブレット向けに最適化されたバージョン「Android3.1」を搭載するアンドロイドタブレットです。ディスプレイサイズはタブレットとしては小型~中型に類する7インチ(1024×600、WSVGA、静電容量式)で、筐体もコンパクトで優れた携帯性を備えています。寸法は185×122×11.92mm/380gで、国内の7インチタブレットの代名詞的存在であるGalaxy Tab SC-01Cとほとんど同じサイズ・重量となっています(Galaxy Tab:190×120×12.1mm/382g)。
動作面では、1GHzデュアルコアCPU(NVIDIA Tegra2)と1GBのRAMを搭載し、ほかのHoneycomb搭載タブレットと比べても遜色の無い構成となっており、快適な動作が期待できます。内部ストレージは8GBで、外部ストレージとしてmicroSDカードスロットを備えています。
外部インターフェースは無線LAN IEEE802.11 g/b/n、Bluetooth2.1+EDR、microUSB、microHDMI、3.5ミリオーディオジャックと、一通り揃えられています。センサーも豊富で、GPS、重力センサー、デジタルコンパス、接近センサー、光センサーが備わっています。FMラジオもあります。
カメラは背面に500万画素、前面に200万画素が搭載されています。オートフォーカス、フラッシュにも対応しています。
電池容量は3,200mAhとなっています。
高い耐環境性能も特徴の一つで、温度:-20°~70°(保存温度)、湿度5~95%(保存湿度)まで耐えられる設計になっています。また、ディスプレイはGalaxy SやMEDIASなどにも使われているCorning社のGorillaガラス(高強度強化ガラス)が採用されています。
今回発表されたものはWi-Fiのみのタイプで、そのため通信は無線LANを用いて行います。3Gモジュール内蔵のCamangi Mangrove7・3Gモデルも現在開発中とのことで、もしかしたらしばらくして登場することになるかもしれません。
詳細スペック
- OS:Android3.1(Honeycomb)
- CPU:1GHzデュアルコア(NVIDIA Tegra2)
- RAM:1GB
- ROM:8GB
- 外部ストレージ:microSD/microSDHC
- ディスプレイ:7インチ 解像度1024×600(WSVGA) TFT 静電容量式 ゴリラガラス
- 端末サイズ:185×122×11.92mm
- 重量:380g
- カメラ:背面500万画素(オートフォーカス、フラッシュ)、前面200万画素
- 無線LAN:IEEE 802.11 b/g/n
- Bluetooth:2.1+EDR
- 外部インターフェース:microUSB、microHDMI、3.5ミリオーディオジャック
- センサー:GPS、重力センサー、デジタルコンパス、接近センサー、光センサー
- その他:FMラジオ内蔵、3Gモジュール非搭載(Wi-Fiのみ)
情報元:カマンジジャパン(PDF)