NTTドコモはソニー・エリクソン製スマートフォンXperia arc SO-01CにOSバージョンアップを含むアップデートを7月6日に提供開始することを発表しました。18時以降を予定しています。なお、ドコモ店頭でのバージョンアップは7月7日以降対応予定となっています。
アップデート内容は以下のとおりです。
【主な機能追加】
- OSバージョンアップ:Android2.3.2→Android2.3.3
- POBOX Touch 4.1
- メール閲覧機能向上
- Facebook Inside機能搭載
- 辞書データバックアップと復元
【プリインアプリケーションの追加】
- iチャネル
- メロディコール
- 地図アプリ(ドコモ地図ナビ)
- 楽天オークション
- Twonky
- マクドナルドアプリ
- 海外ローミング設定アプリ
- Ecoモード
- Gガイド番組表
このほかにも、より快適に利用するための更新が含まれているとのことで、Android2.3.2では予期せぬ再起動など一部動作が不安定な部分がありましたが、それらがいくらか解消されることになると思われます。また、Android2.3.3になってddmsを使ったスクリーンショットが赤くならなくなったという報告もありますので、この点も改善されることになるかもしれません。(Android2.3.3にバージョンアップされることで改善される点)
POBOX Touch4.1、Facebook InsideはXperia acro SO-02Cにもプリインストールされているものです。たった3日間ではありますが、Xperia acro発売前に一足先にこれらを体験することができます。POBOX Touch4.1では、新たな入力モードの追加や辞書データのバックアップと復元機能が追加されます。Facebook InsideはFacebookと連携して動く機能で、音楽プレイヤーに「いいね!」ボタンが追加されて共有できるようになったり、写真を共有したりすることができるようになるそうです。
プリインストールされるアプリは人によってはその大半が不要になると思われますが、手持ちのGalaxy S II SC-02Cではこれらプリインストールアプリも通常通りアンインストールできたので、それほど問題視する必要はないかと思います。
アップデート方法は端末単体で行う方法と、パソコンを使った方法の2通りがあります。端末単体で行う場合、3Gネットワークの他に無線LANでも更新を行うことができます。パソコンを使う場合にはメーカーユーティリティーソフト「PC Companion」を使って更新します。
本体メモリー容量を10%(約38MB)以上確保しておく必要がありますので、アップデート前には不要なアプリの削除などを行っておいたほうが良いでしょう。また、端末本体に記録されているデータは基本的に保持されますが、念のためバックアップを取っておくようにと注意が促されています。
情報元:NTTドコモ