手間なし超簡単！吉野家でスマホオーダーしてみた

吉野家が、2020年2月14日より、スマホオーダーの提供を全国の店舗で開始しました。

実際にスマホオーダーを利用して牛丼を頼んでみましたので、オーダー手順、注意点、体験後の感想などをまとめます。

スマホオーダーとは？

スマートフォン（スマホ）でメニューを見ながらオンライン注文し、店舗に出向いて商品を受け取ることができるサービスです。一般的に「モバイルオーダー」と呼ばれ、牛丼チェーン店ではすき家が先行。ほかにはマクドナルドも全国で導入済みです。

吉野家のモバイルオーダーは「手軽さ」が最大の魅力。専用アプリのインストールや会員登録が不要で、公式サイトからスグにメニューを表示して注文できます。必要なのは電話番号のみ。

時間指定ができるうえ、料理ができるとSMS（ショートメール／Cメール）で知らせてくれるので、店頭での待ち時間を大幅に減らすことができます。レジが混み合っている時間帯では特に便利です。

対応店舗

一部店舗を除く吉野家1,042店舗（2020年2月14日時点）でスマホオーダーが利用できます。

吉野家は全国に1,227店舗あるので、8割以上がスマホオーダーに対応していることになります。

詳しい対応店舗は、吉野家公式サイトの店舗検索で検索条件に「スマートフォン専用テイクアウト事前注文」を指定して検索することで確認できます。

対応機種

iPhoneならiOS 11以降、AndroidスマホならAndroid 5以降を搭載した端末に対応。ウェブブラウザは、SafariまたはChromeが使えます。

PCやフィーチャーフォン（ガラケー）からは利用できないので注意してください。

スマホオーダーの手順

注文ページにアクセス

吉野家公式サイトで店舗検索し、「スマートフォン専用テイクアウト注文へ」のリンクをタップします。

もしも最寄りの店舗を利用するなら、Google検索で「吉野家」と検索し、「注文する」をタップした方が早いです。

メニューを選ぶ

「注文する」をタップします。

メニューが表示されるので、注文したい商品をタップします。

大盛、特盛の指定はもちろん、つゆの量・ご飯の量も指定できます。

「注文確定へ進む」をタップします。

注文を確定

注文内容を確認します。

下にスクロールし、受取希望日時を指定します。「今すぐ受け取る」を選ぶとすぐに調理が開始されます。

さらに下にスクロールして電話番号を入力し、「注文を確定」をタップします。

これで注文が完了しました。

SMSでも通知が届きます。

商品を受け取る

指定時間までに店舗へ出向き、SMSで商品出来上がりの通知を受けたらレジへ。代金を支払い、商品を受け取ります。

支払い時、伝票番号を聞かれるかもしれません。伝票番号は注文完了画面のほか、SMSのメッセージにも書かれています。

以上でスマホオーダーでの注文から受け取りまでが完了しました。

気になるところを解決

テイクアウト以外で利用できる？

現在はテイクアウトのみでスマホオーダーを利用できます。消費税も軽減税率8%が一律適用されます。

支払い方法は？

吉野家が対応するすべての支払い方法が使えます。現金、および電子マネー、コード決済です。クレジットカードには対応していません。

コード決済なら、d払い、PayPay、楽天ペイ、メルペイ、ORIGAMI Pay、LINE Pay、アリペイ、WeChat Payの8サービスに対応しています。

d払いとPayPayは、吉野家の利用で20～50%を還元するキャンペーンを2月29日まで実施中です。

注文時に支払いできないの？

注文時にスマホでそのまま支払いすることはできません。店頭レジでの支払いとなります。

なお、吉野家はドコモのスマホ決済「d払い」アプリ内のミニアプリでもモバイルオーダーサービスを提供する予定で、こちらはd払いにて決済まで行える仕様です。今春の提供が予定されています。

吉野家アプリへのモバイルオーダー機能の実装は？

検討中とのことです。

体験してみて

モバイルオーダーの利用には大抵、専用アプリや会員登録が必要ですが、吉野家の場合はその必要がなく、電話番号の入力のみで利用できるところが素晴らしく簡単で良いと思いました。スマホの小さい画面でたくさん入力をしたり、ID/パスワードを決めたりするのは億劫ですからね。

また、ウェブベースであるため、Google検索から最寄りの店舗への注文ページにダイレクトにアクセスできるところも優れていると感じました。モバイルオーダーという概念を知らない人でも自然と利用するようになるのではないでしょうか。

支払い方法も充実していて良いです。特に現在はコード決済による大規模な還元キャンペーンが行われていますから、お得も享受できます。

注文時に支払いまで行えないため、時間短縮の面では他のモバイルオーダーと比べやや弱さを感じますが、それでも調理時間分の時間の節約ができるのは助かります。狭い空間に居続ける必要がないので、ウィルス感染を防止する意味でも役立つかもしれません。