今年の秋に日本でも発売されるかもしれないと期待されていたHTCのハイエンド機「Sensation」や「EVO 3D」ですが、HTCのチーフプロダクトオフィサーの小寺康司氏によると、こういった先進的なモデルが日本国内で発売されるのは2012年以降の見通しだということです。本日6月24日に日本で開催されたプレスイベントにて明らかにしています。
また同氏は、HTCはおサイフケータイや赤外線通信を搭載したいわゆる”ガラスマ”を目指すのではなく、あくまでグローバルモデル(グロスマ)を目指しているということです。(グロ系ですか)
先月のインタビューでは「日本国内向けにローカライズすることも検討する。」とコメントしていただけに少し期待はずれな気もしますが、日本独自機能を搭載した国産モデルが多数登場している今、グローバルモデルをそのまま投入するスタイルを貫くことにもまた価値があると思います。
なお、NFCチップを搭載したHTC製の端末は2011年末~2012年に投入する予定だと話しています。日本国内ではFelicaが普及しているので、NFCを使ってどのようなサービスやソリューションを提供してくれるのかに期待します。
ちなみにHTC Sensationは1.2GHzデュアルコア(Qualcomm MSM8260 )、768MBのRAM、qHD(960×540)ディスプレイ、800万画素背面カメラ、30万画素前面カメラを搭載したHTCのフラグシップモデル。1080p フルHD動画撮影もサポートします。
HTC EVO 3Dは1.2GHzデュアルコア(Qualcomm MSM8260 )、1GBのRAM、qHD(960×540)ディスプレイ、500万画素ツインカメラ、130万画素前面カメラを搭載したハイエンドモデル。背面のツインカメラにより3D動画撮影/静止画撮影が可能です。お隣り韓国では本日24日に発売されています。
情報元:ITmedia