スマホ気になるニュース

IIJがeSIM対応データ通信サービスを開始 / ディズニーのファストパスがスマホで発行可能に ほか

ここ1週間くらいの間で報じられたスマホ関連ニュースの中からこれだけは知っておきたいというものをいくつかピックアップしてお届けする「スマホ気になるニュース」。今回は2019年7月第3週付近のニュースをまとめました。

IIJがeSIM対応データ通信サービスを開始

MVNOのIIJが、7月18日から、個人向けのeSIM対応データ通信サービスを開始しています。プラン名は「ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」。月額料金は1,520円。毎月6GBまで下り最大1,288Mbpsの高速データ通信が利用できます。

サービス開始からしばらくの間、初期費用が1円になったり月額料金が千円引きになったりするキャンペーンが行われます。

たとえばiPhone XSは「通常のSIMカード+eSIM」のデュアルSIM仕様となっているので、このサービスを利用すれば、いつも使っている回線とIIJの回線の両方を1台のスマホで使い分けることができるようになります。

提供が開始されたライトスタートプラン(eSIMベータ版)は、データ通信専用のサービスなので音声通話やSMSはできませんが、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)で使えるので、いつもの電話番号で待受けしつつ、データ通信のみIIJのサービスを使うという節約運用が可能です。

動作確認が取れている端末は、Microsoft Surface Pro LTE Advanced、Apple iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、Apple 11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第3世代)、iPad Air(第3世代), iPad mini(第5世代)。

SIMロックがかかっている場合はあらかじめSIMロックを解除しておく必要があります。

ドコモが注意を呼びかけ「身に覚えのないセキュリティコード通知が届く事象」

ドコモが、身に覚えのないdアカウントのセキュリティコード通知が届く事象を確認したので注意してほしいと呼びかけています。

外部からの不正アクセスが原因です。現時点で不正ログインされたアカウントは無いが、念のために2段階認証の設定を「強」に変更し、あわせてdアカウントのIDとパスワードを行うよう案内しています。

ディズニーのファストパスがスマホで取得可能に

ディズニーランドのファストパスがスマホで取れるようになりました。

スマホのGPSをオンにしたうえで公式アプリ「東京ディズニーリゾート・アプリ」を園内で開き、ディズニーアカウントにログインすることでファストパスを発行できるようになります。紙のチケット(パスポート)の場合はQRコードを読み込ませます。

正式運用開始は7月23日からです。7月17日から試験運用が開始されています。

くら寿司がスマホを活用した新サービスを開始

回転寿司チェーンの無添くら寿司が、7月16日よりスマホを活用した新サービス「スマホdeくら」の提供を開始しています。

現在はごく一部の店舗でのみ利用可能ですが、9月以降、全国の店舗に順次導入します。

来店客自身のスマホで注文できる「スマホで注文」が便利そうです。店内のタブレットを使わなくてよいので席が遠い場合でも注文しやすいですし、衛生面を気にする必要もありません。また、順番待ちの間に事前注文ができ、席に着くタイミングで注文が入るので、待ち時間の短縮が期待できます。

Minecraft Earthのβテストが開始

マイクラのモバイル向けARゲーム「Minecraft Earth」が2019年内にリリースされる予定ですが、そのクローズドオープンテストが日本の東京でも開始されました。

現実の風景がマイクラの世界観で描かれ、近所を散策してブロックや生き物、アイテムなどを獲得。貯めたアイテムを使って建造物を作成し、その中に擬似的に入って遊ぶなんてことができるようになっています。