スマホ気になるニュース

Googleが自社ブランドのタブレット事業から撤退 / 古いAndroidスマホで異常通信? ほか

ここ1週間くらいの間で報じられたスマホ関連ニュースのなかでこれだけは知っておきたいというものをいくつかピックアップしてお届けする「スマホ気になるニュース」。

先週は、Googleの自社ブランドタブレット事業撤退や、ソニーのスマホシェア回復、古いAndroidスマホでの異常通信などのニュースに注目が集まりました。

携帯各社が災害用伝言板を提供

6月18日に発生した山形県沖を震源とする地震。震源付近では現在も活発な地震活動が続いています。

NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、NTT東日本・西日本は、安否確認の手段として「災害用伝言板」「災害用伝言ダイヤル」「災害用音声お届けサービス」を地震発生当日から提供しています。現在も継続中です。

古いAndroidスマホで異常通信

Android 5.1以前を搭載した端末で異常な量の通信が行われる現象が一部で報告されています。場合によっては100GB以上というとんでもない量の通信がバックグラウンドで気づかぬうちに行われることもあるようです。

もし古いAndroidスマホやタブレットを使っているのなら念のためチェックしたほうが良さそうです。データ使用量は「設定」>「データ使用」で表示できます。

Android 5.1のリリースは約4年前ですが、アップデートされずに未だにAndroid 5.1のままになっている端末は恐らくそれよりもさらに1~2年ほど前に発売されたものになるかと思います。かなり古い機種なので利用者は少ないと思いきや、バージョン別シェア(全世界)ではAndroid端末全体の11.5%にまだAndroid 5.1が搭載されていることになっているので侮れません。

Googleが自社ブランドのタブレット事業から撤退

Googleが自社ブランドのタブレット事業から撤退すると表明しました。昨年発売された「Pixel Slate」が最後のGoogleブランドのタブレット製品となってしまいました。今後はChrome OS搭載ラップトップPCに注力するということです。サポートは続きます。

あくまでGoogleが自社ブランドのタブレットの開発や販売を終了するというだけです。タブレット向けAndroid OSの提供は続くので、ASUSとかファーウェイとかのパートナーメーカーは今後もAndroidタブレットの新製品を発売し続けます。

Xperia 1の販売が好調

ソニーの最新Androidスマホ「Xperia 1」の販売が好調のようです。

BCN、GfK、2つの調査会社の報告によると、6月10日~16日までの期間で集計したスマートフォンの売れ筋ランキング(全国の全国の家電量販店やECサイトの販売実績を集計)で、au版Xperia 1が3位、ドコモ版が10位を獲得。価格面で魅力的なXperia Aceや旧モデルのXperia XZ3の販売が好調なことも後押しし、ソニーが国内スマホシェアで44週ぶりに13%台まで回復。Appleに次ぐシェア2位に返り咲いたということです。

今後も人気が続くかどうかは未知数です。しかし価格.comのユーザーレビューの内容は上々ですし、SNSやYouTube等でも良い評価が数多く散見されるので、発売直後の一時的な人気ということではなさそうです。

夏モデルにアップデートが提供中

夏モデルの数機種にソフトウェアアップデートの配信が行われています。カメラ機能の追加や改善など大きめの更新が含まれているので、きっちり適用しておきたいところです。

スマホで肌を解析する「FACE LOG」が配信開始

ドコモとソニーが共同開発した肌解析アプリ「FACE LOG」の配信が6月24日より開始されました。

無料で使えますが対応機種は今のところiPhoneのみです。Android版は秋に配信されます。ドコモ回線がなくても使えます。

スマホのカメラで肌を撮影するとアプリが状態を解析、評価してくれます。

ソニーの肌解析サービス「BeautyExplorer」のアルゴリズムを活用しているということで精度は高そう。スマホで手軽に高精度の肌解析をして、それを体調管理や生活改善につなげよう、という感じです。肌は人に見られるので特に状態が気になるところですし、モチベーション維持には最適ですね。