ここ1週間くらいの間で報じられたスマホ関連ニュースのなかで、これだけは知っておきたいというものをいくつかピックアップしてお届けします。
au PAY、7payと、大手から新たな”ペイ系”サービスが立て続けに発表され、大きなトピックとなりました。シャープのハイエンドスマホがSIMフリーで登場したことにも注目です。
7pay発表―7月開始
セブン&アイ独自のコード決済サービス「7pay(セブンペイ)」が発表されました。セブンイレブンやイトーヨーカドーなどセブン&アイグループ各店で7月から使えるようになる予定です。
共有/セブン&アイ独自の‟バーコード決済“サービス『7pay(セブンペイ)』登場―2019年7月よりサービスを開始― | 企業情報 | セブン&アイ・ホールディングス https://t.co/H28al8f04Y
— がってん (@gattenist) 2019年4月5日
セブンイレブンでようやくコード決済が利用できるようになりますね。スマホの画面に表示されたバーコードをレジで読み取ってもらって支払いする形なので、おサイフケータイに対応していない機種でもスマホ決済ができます。
おサイフケータイの設定をする必要がなく、アプリを入れるだけで使えるようになるという手軽さがバーコード決済の最大のメリット。もちろん支払額に応じたポイントも付き、現金で支払うよりもお得です。
10月を目処にセブン&アイグループ外の加盟店でも7payが使えるように準備が進められています。有力なバーコード決済サービスがまたひとつ増えますね。
au PAY提供開始
KDDIが4月9日からコード決済サービス「au PAY」の提供を開始しています。今のところauユーザーのみが使えます。
共有/スマホ決済「au PAY」、4月9日より提供開始 | 2019年 | KDDI株式会社 https://t.co/url2bsiLBY
— がってん (@gattenist) 2019年4月4日
他のコード決済サービス同様に、スマホ画面にバーコードやQRコードを表示させ、それをレジで読み取ってもらって支払いをします。
auユーザーなら何らかの形ですでに貯まっている「au WALLET残高」。au PAYはこれを使って支払いをします。残高がすでにある状態から使い始められるので敷居が低く、加盟店(使えるお店)も多いので、コード決済デビューしたいauユーザーにピッタリなサービスだと思います。
auのキャッシングサービスが開始
au WALLETに2つの金融サービスが追加されます。「au WALLET スマートローン」と「au WALLET ポイント運用」です。
ポイント運用は4月9日より開始されています。スマートローンは4月下旬に開始されます。
共有/スマホで手続き完結、1万円から借入可能な「au WALLET スマートローン」提供開始 | 2019年 | KDDI株式会社 https://t.co/Mp9cyvhrUN
— がってん (@gattenist) 2019年4月4日
目新しいのはスマートローンの方でしょうか。スマホで1~50万円を借り入れ出来るサービスです。金利手数料は8.0%~18.0%。
「口座振込」「セブン銀行ATMでのスマホによる現金出金」「au WALLET残高へのチャージ」の3つの方法で借り入れできます。au WALLET残高にチャージすればau PAYでそのままキャッシュレスで買い物ができますね。
申込み時にはau IDに登録されている顧客情報が自動で反映されるなど手軽に手続きできるようになっています。また、カードは発行されず、郵便物も届きません。この手軽さに助けられる方も多いでしょう。
SIMフリー版AQUOS zeroが発売
「AQUOS zero」のSIMフリーモデルが、量販店やMVNOにて4月9日より順次発売となっています。
共有/SIMフリースマートフォンAQUOS zero<SH-M10>を発売 https://t.co/BziceYXgRu
— がってん (@gattenist) 2019年4月3日
AQUOS zeroは、昨年12月にソフトバンクから発売されたシャープ製のAndroidスマートフォンです。国産有機ELを採用するハイエンド仕様の機種で、6インチ台の端末としては世界最軽量となる146gの軽さが売りです。
これまでソフトバンクでしか買えなかった機種なので、SIMフリー仕様で再登場したことを喜んでいる人も多いのではないでしょうか。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの回線に対応し、VoLTEも利用できます。
取扱いMVNOは、楽天モバイル、IIJmio、goo Simseller、mineo、OCNモバイルなど。価格はそれぞれで微妙に違いますが、大体10万円弱といったところです。
カラオケ店にレンタルモバイルバッテリ導入
カラオケ店「カラオケ館」「シダックス」の全国282店舗に、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」が順次導入されることになりました。
共有/「カラオケ館」「シダックス」にモバイルバッテリーのシェアリングサービス – ケータイ Watch https://t.co/M1aRuPYQaL
— がってん (@gattenist) 2019年4月2日
モバイルバッテリーを借りられるサービスです。料金は、1時間以内の返却であれば150円、48時間以内であれば300円。48時間を超えても返却されなかった場合は購入扱いとなり、2,280円で買い取る形になります。
カラオケ館、シダックスでは、これまで30分200円で使える設置式の充電器を設置していましたが、これをChargeSPOTに入れ替えます。部屋まで持ち込んでの充電ができますし、料金もこれまでより安いということで、言うことなしですね。
ChargeSPOTは同種のサービスの中で国内で設置台数が最も多いサービスなのだそうです。また、カラオケ業態へこの手のサービスが導入されるのは初めてのことだということです。