このあいだApple Watchのバンドを初めて洗いました。買ってから4か月間、なんと一度も洗ったことがなかったのです。なんという不潔さでしょうか。
つけ心地が全く悪くならないので洗う必要性を感じなかったというか、まさかそれほど汚れているとは思いませんでした。実際にはかなりの細菌が繁殖していたようで、異次元な臭いを放っておりました。
洗い方
私が使っているのはスポーツループというナイロン素材の柔らかいタイプです。軽いし付け心地もソフトでとても気に入っているのですが、肌に触れる部分は布のようなテクスチャになっているので、ほかの種類のバンドよりも汚れを溜め込みやすいようです。ですから日頃の手入れが特に重要になってきます。
一応Appleはバンドのお手入れ方法として布で拭き取る方法を案内していますが、今回はもはや手入れというレベルではなく、ひどい汚れ、臭いをなんとかしなければなりませんので、洗剤を付けてしっかり洗うことにしました。
使ったのはこちらです。漂白剤なので洗濯後のダメージが気になりましたがとにかく臭いを消したかったので家にあった一番強力そうなやつを使いました。
バンドは本体裏側にあるボタンを押しながら横にスライドすると外せます。
ぬるま湯に洗剤を適量入れて溶かし、その中にバンドを浸します。
ちょっとグロいですがご勘弁を。浮いている白いものは溶けきれなかった洗剤なのであしからず。
数十分後、バンドを取り出し、流水でよくすすぎます。その後、水気をよく拭き取ってから日陰に干します。
浸け置きと乾燥を2度繰り返してようやく完全に臭いが取れました。
洗濯後の状態は?
白っちゃけたり、肌触りが変わってしまったり、変に捻れてしまったりなどということはなく、前とまったく同じように使えています。洗う頻度にもよると思いますが、洗剤をつけて洗っても生地にダメージは無いように感じられました。
日頃の手入れがとにかく大事
AppleはApple Watchのバンドの手入れについて次のように助言しています。
Apple Watch やバンド (さらには自分の皮膚) を清潔で乾燥した状態に保つことで、いつまでも快適にお使いいただけるだけでなく、本体への長期的なダメージを防ぐこともできます。特にワークアウトの後や、皮膚のかぶれの原因となりうる液体 (汗、石鹸、日焼け止めクリーム、ローションなど) が付着したときはこの点が重要になります。
またお手入れの方法は以下のとおりです。
バンドの革の部分は、けば立たない非研磨性の布を(必要であれば)少量の真水で湿らせて、汚れをふき取ってください。清掃後は、バンドをしっかりと空気乾燥させてから、Apple Watch に再度取り付けてください。レザーバンドを直射日光に当てたり、高温または多湿の環境に置いたりしないでください。レザーバンドは水に浸さないでください。レザーバンドに耐水性能はありません。
その他のすべてのバンドおよびバックルは、けば立たない非研磨性の布を(必要であれば)少量の真水で湿らせて、汚れをふき取ってください。けば立たない非研磨性の布でバンドの水分をしっかりとふき取ってから、Apple Watch に再度取り付けてください。ステンレス・スチール・バンドに耐水性能はありません。
見た目が綺麗でもしっかり汚れています。拭くだけなら手間も時間もかかりませんから定期的に行いたいところです。