ワイモバイルの「507SH」にAndroid 8.0へのOSバージョンアップが3月7日より順次開始されています。アップデート可能になると各端末に通知が届きます。
最新のビルド番号は「S2005」。ワイモバイルのアップデート情報ページにはアップデート内容として「Android 8.0へのOSバージョンアップ」と「セキュリティの向上」の2点が記載されています。
507SHは日本で発売された初めてのAndroid One端末です。Android OneにはOSのアップデート保証という特典のようなものがあり、507SHの場合は発売から24カ月間(18か月間と書かれていることもある)に最低1回以上のメジャーアップデートが約束されていました。
507SHは2016年の7月に発売されています。この機種が発売から24か月を迎えるのは今年の7月で、まだ日があるのですが、1016年10月にAndroid 6.0からAndroid 7.0へのメジャーアップデートが1度提供されているので、Android 8.0へのバージョンアップは疑わしいところがありました。しかし実際にはこうして無事提供されることになりました。
発売されてから2度メジャーアップデートが提供される機種は特に国内メーカー製の機種ではあまり多くありません。しかも507SHのようにミドルレンジ以下の機種ではなかなか珍しいことです。Android Oneのメリットがしっかりと発揮されたわけですね。
なお、セキュリティーアップデートは発売後3年間提供されます。