HTC製スマートフォンのSIMフリーモデルが今月中に2機種発売されます。
ひとつはHTCのフラグシップモデルである「HTC U11」です。HTC U11はauとソフトバンクからも発売されていますが、これのSIMフリーモデルが発売されることになります。しかもキャリア版には存在しないカラー「ソーラーレッド」が発売されます。
発売時期は今月中旬です。HTCの公式オンラインストアでは出荷日が3月16日と案内されています。ただし現在はSOLDOUTとなっていて予約受付けが停止されているようです。MVNOのLinksMateからも発売されます。
HTC U11 SIMフリーモデルの販売ページ
もうひとつは、ワイモバイルから発売されたAndroid One 「X2」のベースモデルとして知られる「HTC U11 life」です。楽天モバイルから3月19日より発売されることが決定しています。価格は税抜き39,800円です。
HTC U11 lifeは、5.2インチ・フルHDディスプレイやSnapdragon 630、4GB/64GBメモリー、Android 8.0 Oreoなどを搭載するアッパーミドルレンジのスマートフォンです。IP67防水・防塵、HTC Uソニック、エッジセンス、ウルトラピクセルカメラ、リキッドサーフェスデザインなど、フラグシップ譲りの機能や特徴を持っています。おサイフケータイにも対応しています。
Android One X2と基本的なスペックは同じですが、ほぼカスタマイズなしの素のAndroid OSを組み込んだX2に対し、HTC U11 lifeは「HTC Sense」や「HTC Senseコンパニオン」といったHTCのオリジナル要素が組み込まれてます。また、X2では非対応となっているAmazon Alexaにも対応し、Googleアシスタントとあわせて2つのAIアシスタントが利用できるのも特徴です。
さらに、X2のカラーバリエーションには存在しない「ブリリアントブラック」もラインアップされています。
一方でAndroid Oneブランド特有の「OSバージョンアップ保証」は、当然ですが受けられません。将来的にメジャーアップデートがX2には来るけどU11 lifeには来ないという可能性が少なからずあります。
HTC U11 life販売ページ
関連リンク:HTC日本プレスリリース