メッセージアプリ「LINE」の最新バージョンで、間違えて送信したメッセージやスタンプを取り消すことができる「送信取消機能」が追加されました。
スマートフォン版とデスクトップ版のLINEアプリで使えます(Chrome版では今のところこの機能を完全に使うことができません)。
取り消したいメッセージをロングタップして「送信取消」を選択。ポップアップしたウィンドウでさらに「送信取消」を選択すると、送信を取り消すことができます。
取り消ししたメッセージは既読か未読かに関わらず、自分と相手のタイムラインから削除されます。そして代わりに、メッセージが取り消された旨のお知らせが表示されます。
取り消しができるメッセージは、24時間以内に送信した、メッセージ、スタンプ、画像、動画、ボイスメッセージ、LINE MUSIC、URL、連絡先、位置情報、ファイル、通話履歴です。24時間経過してしまうとメニューから「送信取消」の項目が消え、取り消すことができなくなりますので注意が必要です。
一見完璧に思えるこの機能ですが、過度な信用は禁物です。というのも、相手のLINEアプリのバージョンが古いと相手のトーク画面からメッセージが消えない場合があるうえに、そもそも相手のスマートフォン本体に届いた通知は取り消すことができない仕様だからです。トーク画面から表示が消えても、ロック画面等に表示される通知内でメッセージを読まれてしまっては意味がありません。話の脈絡がおかしくなって相手を混乱させたりと、逆にトラブルになってしまうことすらありえます。
なお、一部のOSバージョンではスマートフォンに届く通知も同様に取消されるようです。具体的にどのOSのどのバージョンかは示されていません。
関連リンク:LINE公式ブログ