モトローラがMoto Modsの新製品として「Polaroid Insta-Share Printer」を発表し、米国で発売しています。その他の国でも数ヶ月以内に発売するとのことなので、そのうち日本でも発売されることになるでしょう。米国での販売価格は199.99ドル(約23,000円)です。
Moto ModsはMoto Zシリーズ専用の拡張モジュールで、スマートフォン背面のマグネット式端子に接続することで、スマートフォンにいろいろな機能を追加できます。
新しく発表された「Polaroid Insta-Share Printer」はスマートフォンをポラロイドのインスタントデジタルカメラに変身させるモジュールです。プリンター機能を内蔵し、スマートフォンで撮影した写真をそのまま2×3インチのPolaroid ZINK Paperに印刷して本物の写真を作成します。
撮影したものだけでなく、スマートフォン内に保存されている写真や、Googleフォト、Instagramにアップロードしている写真も選択してプリントできますし、プリント前に編集アプリでフィルターをかけたりして加工すれば、ユニークな写真が瞬時にできあがります。
Polaroid ZINK Paperはインクを必要としない専用紙です。そして裏面はシールになっているので、どこにでも貼り付けることができます。
重さは188g。サイズは153.6 x 73.8 x 20.4 mm。500 mAhのバッテリーを内蔵し、スマートフォン側のバッテリーを消耗しません。USB Type-C端子があり、ここから充電します。
側面には物理ボタンがあり、一度押せばカメラアプリを起動し、もう一度押すとシャッターが切れます。
それと先月の話になりますが、モトローラはスマートフォンをAmazon Alexa搭載スマートスピーカーに変えてしまうモジュール「Moto Smart Speaker with Amazon Alexa」も発表していて、すでにいくつかの国で発売しています。価格は149.99ドル(約17,000円)です。
ほかのAlexa搭載スマートスピーカー同様、AIとの対話によって物事を調べたり、天気やスケジュール情報を取得したり、音楽を再生・制御したり、Skillを使って高度に家電を操作したりできます。
ステレオスピーカーと4つのマイクを搭載し、高品質なサウンドと、高い集音性を実現しています。
本体サイズは153.2×73.2×22.8 mm。重さは168 g。机などに安定して置けるように表面は一部フラットになっています。またAmazon EchoのようにブルーのLEDが光ります。そしてMoto Zシリーズと同様に防滴仕様になっているので少しの水滴なら問題なく使えます。
内蔵バッテリーは1,530mAh。最大15時間の連続使用が可能。スマートフォンへの給電も可能です。
Alexaが日本語に対応し、Amazon Echoも国内発売を果たした今、これを日本で発売しない理由はありません。Insta-Share Printerと同時期に発売されるかもしれませんね。
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