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ドコモから「らくらくスマートフォン」の新モデルが発売。らくらくタッチ、防犯ブザーが撤廃。docomo with対象

ドコモが2017-2018年冬春モデルのひとつとして、シニア向けスマートフォンの新機種「らくらくスマートフォン me(F-03K)」を発表しています。

発売は2018年1月以降。価格はまだ案内されていません。

「らくらくスマートフォン」はドコモのシニア層向けのスマートフォンシリーズで、今年2月に発売された「らくらくスマートフォン4」がこれまでの最新機種でした。

新しく登場した「らくらくスマートフォン me」は、らくらくスマートフォン 4から外観やスペックは変えず、あまり使われていなかった機能をカットして、シンプル化が図られました。

機能の省略によって恐らくはこれまでよりも価格は安くなるでしょうし、また、シニアユーザーから要望が多かったという「docomo with」の対象機種にもなったことで毎月の料金も下がるので、トータル的な負担減が期待できます。

スペック

  • ディスプレイ:4.5インチHD(1,280×720)、有機EL
  • OS:Android 7.1 Nougat
  • プロセッサ:Snapdragon 625
  • メモリ:2GBメインメモリー/16GB内蔵ストレージ
  • カメラ:1,310万画素アウトカメラ/500万画素インカメラ
  • 最大通信速度:下り150Mbps/上り50Mbps
  • 通信機能:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2
  • バッテリー容量:2,100mAh
  • 本体サイズ/重量:約137(H)×約67(W)×約9.9(D)mm/130g台
  • 機能:おサイフケータイ、ワンセグ、防水・防塵(IPX5,8/IP6X)、VoLTE(HD+)、シンプルメニュー

スペックは、OSがAndroid 7.1になった以外はほぼ「らくらくスマートフォン 4」のままです。寸法もまったくの同一。

カラーバリエーションのみ変化があり、3色展開だったものが4色展開に。そしてホワイトがなくなった代わりにゴールドとブルーが追加されています。

機能面では大きな変化があり、らくらくスマートフォンの象徴的な機能であった「らくらくタッチパネル」、「ワンタッチブザー」の2つと、赤外線通信機能が廃止されました。

らくらくタッチパネルは、タッチパネルに慣れていない人でも確実に操作できるようにと、押し込むことでフィードバックが得られる仕組みを導入した特殊なディスプレイでしたが、最近はシニアの方にもタッチ操作ある程度浸透してきたとの判断から、今回は導入を見送ったそうです(ケータイWatchより)。

大きくて見やすい独自のホーム画面や、専用ボタンを押すとつながる「らくらくホンセンター」、MIL規格14項目に準拠したタフネスボディー、簡単にキレイに撮影できる「おまかせカメラ」、Google Playには引き続き対応しています。

関連リンク:ドコモ製品ページ富士通製品ページ