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ソニーがコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」を発表。11月18日発売。15万円前後

ソニーが、スマートプロダクトの新製品「Xperia Hello!」を11月18日に発売すると発表しました。11月17日より予約受付けが開始されます。

オープン価格で、市場推定価格は税抜150,000円前後。2018年1月14日までの期間、購入者を対象に、抽選で100人にEdy10,000円分のクーポンがキャッシュバックされるキャンペーンが実施されます。

これまで「Xperia Agent」という名前で開発されてきたものです。ソニーはこの製品を「コミュニケーションロボット」と呼んでいます。

「はい、エクスペリア」の合図で始まる対話形式の操作は、Google Homeなどのスマートスピーカーと共通の機能です。しかしXperia Hello!は、ソニー独自のロボティクス技術とセンサーによって能動的に周囲の状況を認識し、自ら動いてユーザーに話しかけてくるところがユニークです。

使用イメージは次のとおり。

機能は大きくわけて、1)コミュニケーション機能、2)見守り機能、3)インフォテイメント機能 の3つあります。

コミュニケーション機能は、LINEを使ってメッセージを送受信したり、Skypeで音声通話やビデオ通話をする機能。見守り機能は本体に搭載されたカメラを使って家族の様子を確認する機能。そしてインフォテイメント機能は、顔認識で個人を認識し、その人に合わせた情報を伝える機能です。交通情報、ニュース、天気予報、リマインダー、メッセージなど、パーソナライズされた情報を発信します。

本体は回転するようになっていて、話しかけた人の方に体を向けて話したり、目と動きによって、人のような振る舞いをします。

OSにはAndroid 7.1を採用。4.55インチHDのディスプレイを本体中央に備え、ビデオ通話時などの映像を表示します。

プロセッサはSnapdragon 650。メモリーはメインメモリーが3GBでストレージが32GB。外部ストレージには非対応。カメラは有効画素数約1320万画素のExmor RS for mobileを備えます。

通信機能は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi、Bluetooth4.2に対応。センサーは、加速度/地磁気/GPS/ジャイロ/照度/気圧/気温/湿度/人感。

このほか、モノラルスピーカ、7チャンネルマルチマイク、USB Type-C端子、DCジャックを備えます。

2,300mAhのバッテリーを内蔵していますが、使用時は電源に接続する必要があります。

サイズは約 φ111 × 約 216 mm。重さは約1085gです。

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