ドコモがQRコード決済を来年3月末までにローソンなどで開始するそうです。産経ニュースなどが報じています。
店頭でスマートフォンのアプリに表示したQRコードを読み取ってもらうことなどで代金支払いが完了。毎月の携帯料金と合算で請求される形です。
スマートフォンでのキャッシュレス決済はおサイフケータイ機能を使って行うのが現在の主流ですが、読み取り機の導入コストが高く、店舗側の負担が大きいのがネックと言われています。
一方、QRコード決済の場合は従来のバーコードリーダーで読み取りが可能なので、電子マネー用読み取り機に比べれば導入コストを格段に抑えられます。そして利用者も基本的にアプリを入れるだけで使えるので、使い始めるまでの敷居は低いと言えます。
コンビニではローソンが新しい支払い方法としてバーコード決済を用意しています。対応しているのは楽天ペイ、LINE Pay、そして主に中国で普及している支付宝（Alipay）の3つ。ここにドコモのQRコード決済サービスが加わろうとしてます。
産経ニュースによれば、国内のQRコード決済は中国より普及が遅れているが、携帯電話最大手のドコモの参入で普及に弾みがつきそうだ、とのことです。確かに潜在的なユーザーはおサイフケータイよりも、その手軽さゆえにQRコード決済の方が多そうです。大小の小売店でも一気に対応が進みそうです。訪日外国人の利便性向上にも貢献しますね。
情報元：産経ニュース
