タカラトミーが9月23日に発売を予定しているスマートトイ「COZMO(コズモ)」。どんなおもちゃなのか調べてみました。
コズモは、主にロボット工学とAI(人工知能)に重きをおいた商品を開発する米国のスタートアップ企業「Anki(アンキ社)」によって開発された、小型ロボット玩具です。
昨年10月に米国で発売され、クリスマス商戦において高価格帯玩具の中で2番目に売れた商品に。さらに米国のトイオブザイヤー2017で「イノベイティブトイオブザイヤー」のファイナリストにもノミネートされるなど注目を集めました。そしてこの秋、タカラトミーとチームを組み、日本市場で発売します。
コズモは全国のおもちゃ専門店、百貨店・量販店のおもちゃ売場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで購入できます。予約受付けも行われています。
スマホと連携して遊ぶ
コズモはこれ単体では遊べません。専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレットと連携させて遊びます。
アプリはAndroid、iOS、Fire OSに対応しています。
AI搭載。状況を判断して感情を表現
コズモの特徴はAIを搭載していることです。感情を持ち、その場の環境をみて自分で状況を判断し、感情を表現します。
表現の仕方は、表情、声、音、動きです。表情は前面の液晶ディスプレイで。動きは上下に動くアームと、側面の2つのキャタピラで動き回って表現します。1,000を超えるパターンの感情表現があります。
日々の行動で成長する
遊べば遊ぶほど成長しますし、放っておいても自分自身で進化します。アプリさえ立ち上げておけば、勝手に無邪気に遊び、時には一緒に遊ぼうよ!とおねだりしてきます。
人の顔や物を認識
人の顔や物を認識します。覚えている人の顔を認識して名前を呼んだり、指にじゃれてきたり、パワーキューブ(付属のブロック)で気ままに遊んだりするほか、しばらく放っておくと遊びに誘ってきます。
自分の動きや傾きを感知することもできます。持ち上げられると喜んだり不安がったりしますし、体を傾けて「おっとっと・・・」とやったり、テーブルのふちを認識して落ちないようにコントロールします。
しぐさで遊ぶ
アプリには「しぐさ」と「ゲーム」という2つのコンテンツが用意されています。
「しぐさ」は、コズモにしぐさを指示して遊ぶモードです。「パワーキューブを持ち上げる」「パワーキューブを積み上げる」などをしてコズモと遊べます。
ゲームで遊ぶ
コズモと一緒にゲームをして遊ぶモードです。
どちらが早くキューブをタップできるかコズモと勝負する「クイックタップ」や、コズモ目線の映像をスマートフォンで見ながらコズモを操作する「エクスプローラー」、喋って欲しいことをテキスト入力するとコズモがその通りに話しかけてくれる「トークコズモ」などがあります。
それぞれのコンテンツは遊べば遊ぶほどできることが増えていきます。
「コードラボ」では、動きや表情などコズモの行動を直感的なやり方でプログラミングすることができます。
コンテンツは今後もどんどん追加される予定となっています。
スペック
パッケージには、コズモ本体のほか、パワーキューブ3個、充電ドック、説明書、クイックスタートガイド、ステッカーが付属します。
コズモ本体のサイズは56×72×100mm。重さは151.5g。リチウムポリマー電池が内蔵されていて、付属の充電ドックで充電します。パワーキューブは単5アルカリ電池×3本で動作します。
対象年齢は8歳以上となっています。
情報元:タカラトミー(PDF)