富士通がSIMフリースマートフォンの新モデル「arrows M04」を発表しました。全国の家電量販店、MVNO各社から7月20日に発売されます。量販店での価格は4万円弱の見込みです。
arrows M04は、昨年発売されたSIMフリーAndroidスマートフォン「arrows M03」の後継機種です。ミドルレンジの製品で、5インチHDディスプレイやSnapdragon 410など基本スペックはM03から変化がないものの、本体デザインを刷新して見た目が良くなったほか、耐久性がさらに向上。富士通製スマートフォンとしては初となる「ハンドソープ洗い」にも対応しました。
垢抜けたデザイン
いかにも格安スマホという感じのデザインだったM03に対して、M04は背面のマットな素材や、本体色と同色の前面パネルを採用して全体の一体感が高められているなど、低価格モデルにしてはなかなか美しいデザインに仕上がっています。
カラーバリエーションも白と黒以外に、各店限定とはなりますが、デニムブルーやグリーンなど個性的なカラーが揃っています。
さらに頑丈に。ハンドソープ洗いにも対応
もともとタフだったarrows Mシリーズですが、新たに落下や氷結・結露、熱衝撃など9項目の耐久試験をクリアし、日常生活から各種アクティビティまで、より幅広いシーンで安心して使えるようになりました。落下耐性については、1.5mの高さからコンクリートへ落下させる独自の試験をクリアしているとのことです。
また、富士通製スマートフォンとして初めて「ハンドソープ洗い」に対応しました。国内メーカー製のものに限りますが、食器用の液体洗剤や、泡タイプのハンドソープを付けて、スマートフォンをそのまま水洗いできます。例えば料理中の油にまみれた手でも気兼ねなく操作できます。
”ハンドソープ洗い対応”というとこれまでは京セラの専売特許みたいなところがありましたが富士通も追随しました。「普段からスマートフォンを洗って清潔に保ちたい」「必要に応じて汚れたら洗えたら便利」という声が多かったそうです。
シニアユーザーに優しい機能
メインターゲットは50~60代のシニア層や主婦層ということで、アイコンや文字を大きく、シンプルに表示するモードや、見えづらい箇所を拡大する拡大鏡機能など、このようなユーザーをサポートする機能が豊富に備わっています。
また、定番のテレビ機能(ワンセグ)やおサイフケータイ機能、高性能な日本語入力システム、さらにはスマートフォンが故障した場合に最短で交換端末を自宅まで届けてくれるサービス(有償)まで用意されていて、安心感があります。
主なスペック
主なスペックは、5インチHD(1,280×720)IPS液晶、1.2GHzクアッドコアCPU(Snapdragon410 – MSM8916)、2GB RAM、16GB内蔵ストレージ、microSDカード対応、背面1,310万画素/前面500万画素カメラ、2,580mAhバッテリー、Android7.1 Nougatなど。カメラは最適化によっていくらか画質が向上しています。
通信規格はLTE(B1/3/8/19/26)、3G(B1/5/6/8/19)、GSM(850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz)に対応。ほか通信機能として、IEEE802.11 a/b/g/n Wi-Fi、Bluetooth4.1、NFC(Type A/B、FeliCa)、GSPに対応しています。
本体サイズは約144mm×71mm×8.0mm、重さは約141g。M03よりも多少重くなっていますがサイズはほぼ変わっていませんね。
取り扱い会社
家電量販店(10社)
- 株式会社エディオン
- 株式会社ケーズホールディングス
- 株式会社コジマ
- 上新電機株式会社、
- 株式会社ソフマップ
- 株式会社ノジマ
- 株式会社ピーシーデポコーポレーション
- 株式会社ビックカメラ、
- 株式会社ヤマダ電機
- 株式会社ヨドバシカメラ
取り扱い会社(13社)
- イオンリテール株式会社
- イオン北海道株式会社
- イオン九州株式会社
- イオン琉球株式会社、
- 株式会社インターネットイニシアティブ
- 株式会社STNet
- 株式会社QTnet
- 株式会社ケイ・オプティコム、
- 株式会社DMM.com
- ニフティ株式会社
- ビッグローブ株式会社
- LINEモバイル株式会社
- 楽天株式会社
情報元:富士通コネクテッドテクノロジーズ