「Moto Mods」は、モトローラのフラグシップスマートフォンシリーズ「Moto Z」が対応する、モジュール式の機能拡張システムです。専用の拡張モジュールをスマートフォン裏面にマグネットで取り付けることで、機能を拡張したり、追加することができます。
今のところ日本で発売されているMoto Modsには、サウンドを強化するステレオスピーカー「JBL SoundBoost」、小型プロジェクター「Moto Insta-Share Projector」、光学10倍ズーム対応カメラ「Hasselblad True Zoom Camera」、拡張バッテリー「Incipio offGRID Power Pack」、着せ替えパーツ「Moto Style Shell」の5製品があります。
そして間もなく、大容量拡張バッテリー「Moto TurboPowerパック」と、ワイヤレス充電機能を備えたスマホカバー「ワイヤレス充電キャップ」が追加で発売されます。
ゲームパッドのMoto Modsが晩夏に発売
今年の夏の終わりにはゲームパッド「moto GAMEPAD」が日本で発売される予定です。スマートフォンを横向きに装着。十字キーやボタン、アナログスティックを使い、よりゲーム機に近い形でのプレイが可能となります。
FeliCa対応のMoto Modsが今後登場するかも
先日、モトローラが「Moto Modsディベロッパー・プログラム」を日本で提供することを発表しています。これはMoto Modsを他のメーカーや一般ユーザーが開発できるよう支援する取り組みで、開発キットのほか、デザインガイドや部品調達といったサポートも提供されます。
かつてのモトローラ製スマートフォンの中にはおサイフケータイに対応したモデルもありましたが、現在発売されているSIMフリーのスマートフォンはどれもFeliCaを搭載しておらず、おサイフケータイ機能を使うことができません。Moto Modsディベロッパー・プログラムによって今後FeliCa対応のMoto Modsが開発されれば、モトローラのSIMフリースマートフォンでもおサイフケータイ機能が使えるようになる可能性があります。さらにはワンセグ、フルセグなどの日本独自機能に対応したMoto Modsも開発されるかもしれません。