LINEが、独自AI「Clova」を搭載したスマートスピーカー「WAVE」を日本で今秋発売すると発表しました。価格は税抜15,000円。正式販売に先駆け、夏に先行販売が開始されます。
「WAVE」はGoogleのGoogle Home、AppleのHomePod、AmazonのEchoと競合する製品で、音声でのコミュニケーションによって、ニュースや天気などの情報を取得したり、赤外線コントローラーに対応する家電のON/OFF操作をしたりできます。
WAVEの中核機能となるのが「MUSIC」機能です。LINEが提供する音楽配信サービス「LINE MUSIC」の楽曲を聴くことができます。曲名やアーティスト名で聴きたい曲を指定するだけでなく、「今日の天気に合う曲を流して」とか「私におすすめの曲を流して」というように、その時の雰囲気やユーザーの気分に合った曲をWAVEに推薦してもらうことも可能です。
夏の先行販売では、このMUSIC機能に絞ったモデルが販売されます。先行版の価格は税別10,000円。正式版の発売と同じタイミングで正式版と同じ機能にアップデートされるので、お得と言えます。
スマートスピーカーの新モデル「CHAMP」も発表されました。発売は今冬。LINEのオリジナルキャラクターをモチーフにしたデザインとなっていて、WAVEよりも手軽に持ち運べるのが特徴とされています。また、既発表だったスマートスピーカー「FACE」についても、引き続き開発が進められることが発表されました。
WAVEのサイズは86.25×139.84×201.05mm、重さは998g。メインメモリーは1GBで内蔵ストレージは8GB。5,000mAhのバッテリーを内蔵しています。通信機能はIEEE802.11 b/g/n/ Wi-Fi、Bluetooth4.1。
情報元:LINE