ソフトバンクが今年の夏モデルラインアップにAndroidスマートフォン「HTC U11」を追加しました。6月下旬以降に発売します。また、モバイルVR端末「LINK」を7月下旬以降に発売します。
HTC U11は、Android 7.1 Nougatや5.5インチディスプレイなどを搭載したHTC製スマートフォンの最新フラグシップモデルです。時代を先取る2大AIの搭載や、本体を握ることで各種機能を起動する「エッジ・センス」、世界最高評価を得た高性能カメラなどを特徴としています。詳細はグローバル発表時の記事をご覧ください。
主なスペック
- OS:Android 7.1 Nougat
- ディスプレイ:5.5インチWQHD(2,560×1,440)
- プロセッサー:Spapdragon 835
- メモリー:4GB RAM/64GB ROM
- 外部メモリー:microSDカードに対応
- カメラ:1,200万画素(背面)/1,600万画素(前面)
- バッテリー容量:3,000mAh
- 最大通信速度:350Mbps/37.5Mbps
- Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:4.2
- 防水/防塵:IPX7/IP6X
- サイズ/重さ:約76×154×8.3mm(最厚部9.7mm)/約170g
- カラー:アメイジング シルバー、ブリリアント ブラック、アイス ホワイト
対応周波数と通信速度
ソフトバンク版HTC U11が国内で利用できる通信方式・周波数は、4G LTE(FDD-LTE):700MHz/900MHz/1.5GHz/1.7GHz/2.1GHz、4G(AXGP):2.5GHz、3G(W-CDMA):900MHz/2.1GHzとなっています。最大通信速度は下り350Mbps/上り37.5Mbps。今期ラインアップではAQUOS Rが対応する下り最大612Mbpsの通信サービスには対応していません。
ハイレゾ対応イヤホンが同梱
グローバル版と同じくハイレゾ対応のノイズキャンセリングイヤホンが同梱します。個々で異なる内耳の構造を認識して、ユーザーそれぞれの耳に適した音質に自動で設定する機能を備えています。
カラーラインアップは3色
グローバル発表では計5色が発表されましたが、ソフトバンク版ではシルバー、ブラック、ホワイトの3色のみのラインアップとなっています。もともとレッドは日本では発売されないことが明かされていましたが、ブルーも省かれてしまいました。
VR端末「LINK」も発売
HTCが開発したVR端末「LINK」が、7月下旬以降にソフトバンクから発売されます。価格は未定です。テストマーケティングという位置づけで当初は日本でのみ販売されるそうです。
「LINK」は世界で唯一を謳う「6DoF」対応のモバイルVR端末。位置や向きを検出して体の動きをVR視聴画面と同期することで、VR空間内を自由に動き回っているような体験ができるのが特徴です。またLINKにはディスプレイが内蔵されていますので、一般的なスマホVRヘッドセットとは違いスマートフォンを内部に入れる必要はありません。このため長時間の利用でも動作が不安定になったり高温になりすぎたりということがなく、快適に使うことができます。
スペック
- サイズ:約197.69×116.61×167.33mm
- 重量:554g(暫定値)※USB Type-Cケーブル含む
- 視野角:約110度
- バッテリー:約2,800mAh
- ディスプレイ:約3.6インチ AMOLED×2(各1,080×1,200 ピクセル、 90Hz リフレッシュレート)
- 外部接続:USB Type-C、3.5mmオーディオジャック
- 同梱品:ステレオカメラ 1台、6DoFコントローラ 2台、HMD用LEDマーカー 1台、コントローラ用ストラップ 2本、アルカリ単4電池 4本、イヤホン 1台
- 対応機種:HTC U11
情報元:ソフトバンク