ドコモがAQUOSスマートフォンの新モデル「AQUOS R SH-03J」を発表しました。7月に発売します。価格は89,424円。実質負担額は3万円台前半の見込みです。
AQUOS Rはシャープ製Androidスマートフォンの新しいフラグシップモデルです。一足先にソフトバンクが取り扱いを表明していましたが、ドコモからも発売されることになりました。ドコモ版は、ドコモが提供する国内最速788Mpbsの通信サービスに対応しています。また、ソフトバンク版とはカラーラインアップが一部異なり、「クリスタルラベンダー」が用意されています。
解像度と応答速度が向上したディスプレイ
ディスプレイは5.3インチのハイスピードIGZO液晶を採用。解像度はAQUOSスマートフォン史上最高の2,560×1,440ピクセルに。応答速度が昨年モデルに比較して1.5倍高速になり、よりきびきびとした表示が可能になりました。またHDRコンテンツの再生にも対応しました。標準画質のコンテンツをHDR画質のようなコントラストで表示できる「バーチャルHDR」機能も備えています。
超広角レンズ採用のカメラ
背面カメラは焦点距離約22mm、前面カメラは約23mm相当の超広角レンズを採用したことにより、風景や大きなオブジェクトをバックにした迫力のある写真や動画を撮ることができるようになりました。また光学式手ぶれ補正に加えて電子式手ぶれ補正を追加したことで、動きながらの動画撮影でも手ぶれをしっかり抑えることができるようになりました。前面カメラは画素数が大幅に増え、自撮り性能が向上しました。
世界最高クラスのハイスペック
パフォーマンスについては、Qualcommの最新・最上位プロセッサ「Snapdragon 835」や、大容量の4GBメインメモリー、高速・大容量の64GB UFS内蔵ストレージなどを搭載し、Galaxy S8/S8+やXperia XZ Premiumなど競合他社の最新フラグシップに劣らないスペックとなっていて、最高レベルの動作速度と安定性が期待できます。発熱対策も徹底して行われているそうです。
OSバージョンアップの2年間保証
OSは最新のAndroid 7.1 Nougatを搭載して発売されます。AQUOS Rの特徴として「発売から2年間はOSのバージョンアップを保証する」というものがありますから、今後登場する「Android O」といった最新バージョンにも対応するでしょう。将来性の面でも不安がありません。
機能も充実
このほか、シャープ独自の人工知能「エモパー」が進化し、行動や習慣を学習して未来の予定や時期にあわせてやるべきことを提案してくれるようになりました。おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグ、ハイレゾ再生、防水・防塵、USB Type-C、指紋認証、VoLTE(HD+)にもしっかり対応しています。
なお、シャープが携帯電話会社に先駆けてAQUOS Rを発表した際に披露した充電台「ROBOQUL」は、今のところドコモでの取り扱いは未定とのことです。
スペック
- OS:Android 7.1 Nougat
- ディスプレイ:5.3インチ QuadHD(2560×1440) IGZO液晶
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 835(MSM8998)
- メモリ:4GB RAM / 64GB UFS ROM
- 外部メモリ:microSDXC対応
- カメラ:背面2,260万画素、前面1,630万画素
- PREMIUM 4G:対応
- VoLTE / VoLTE(HD+):対応 / 対応
- 通信速度:下り最大788Mbps / 上り最大50Mbps
- Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
- Bluetooth:ver5.0
- バッテリー容量:3,160mAh
- 防水 / 防塵:IPX5、IPX8防水 / IP6X防塵
- 生体認証:指紋認証
- おサイフケータイ:対応
- ワンセグ / フルセグ:対応 / 対応
- ハイレゾ再生:対応
- 本体サイズ: 約153×74×8.7mm
- 質量:約169g
- その他:USB Type-C
公式サイト
情報元:NTTドコモ