ASUS JAPANが、ZenFone 3の5.5インチモデル「ZE552KL(型番)」を3月17日より販売開始しています。4月中旬には5.2インチモデルの新色「クリスタルゴールド」も追加されます。
無印ZenFone 3の5.5インチ版
DeluxeやLaserといったバリエーションモデルではない、いわゆる”無印”のZenFone 3(型番:ZE520KL)には、これまで5.2インチ版1モデルしかありませんでしたが、今回、解像度は1,920×1,080ドット(FHD)のまま、サイズのみ一回り大型化した5.5インチ版が追加で発売されました。
日本で販売中のZenFone 3ファミリー
- ZenFone 3(5.2インチ版)
- ZenFone 3(5.5インチ版) ← New
- ZenFone 3 Delux(5.5インチ版)
- ZenFone 3 Deluxe(5.7インチ版)
- ZenFone 3 Max
- ZenFone 3 Laser
ディスプレイ以外では、メインメモリーが3GBから4GBへ、内蔵ストレージが32GBから64GBへと強化されています。また、ディスプレイの大型化にともなって、バッテリー容量が3,000mAhへと調整されています。
当然ながら本体サイズは少し大きくなっていて、5.2インチ版の146.8×73.9×7.69mm/144gに対し、5.5インチ版は152.59×77.38×7.69mm/155gとなっています。
この他は5.2インチ版と共通で、Snapdragon625プロセッサ、背面1,600万画素/前面800万画素カメラ、Android 6.0.1などを搭載しています。
ZenFone 3 Deluxe 5.5インチ版との違い
ZenFone 3の上位モデル「ZenFone 3 Deluxe」には5.5インチ版と5.7インチ版の2モデルがあり、5.7インチ版はスペックが明らかに違うのでよしとして、5.5インチ版は、今回発売となった無印モデルの5.5インチ版とスペックに共通している部分が多くあり、違いが分かりにくくなっています。
細かく調べてみると、OSバージョン、プロセッサ、メモリ、対応周波数、通信機能など、動作に関係する部分のスペックは同じなのですが、 NFCとQuickCharge3.0の対応/非対応に違いがあることが分かりました。無印モデルはこれらに非対応で、Deluxeは対応しています。
また、本体前面に使われている強化ガラスが無印モデルは「ゴリラガラス3」なのに対し、Deluxeではより新しい「ゴリラガラス4」が使われています。ゴリラガラス4はゴリラガラス3とくらべて耐久性が約2倍高いとされています。
外観も多少違います。Deluxeはアンテナが外に見えないオールメタルのユニボディーとなっていて、質感が高いです。
価格は無印モデルが46,224円、Deluxeが60,264円と、約14,000円の違いがあります。動作面での性能に違いはなく、機能もNFCの有無だけなので、NFCの使用用途が明確であったり、よっぽどの高級志向(それならば5.7インチ版を選ぶはずだが)でもなければ、Deluxeを選ぶ意味は薄いと言えます。
5.2インチモデルの新色「クリスタルゴールド」
ZenFone 3の5.2インチモデルに新色「クリスタルゴールド」が追加され、4月中旬以降に発売されます。価格は既存のモデルと共通です。
情報元:ASUS JAPAN