Androidのバージョン

(最終更新日:2019年9月14日)

同じAndroidでもバージョンが違えば使える機能や使い勝手も変わります。基本的には新しいバージョンの方がより快適で安全に使えます。

現在の最新バージョンは”10”

Android OSの現時点での最新バージョンは、2019年9月に正式版がリリースされた「Android 10」です。

「Android 9 Pie」からのメジャーアップデートとなり、ダークモードの追加や、ジェスチャーを用いた全く新しい操作方法の導入、5G/フォルダブル端末への対応などが図られています。

バージョンとは

バージョンとは、製品が何回更新されたかを表すための番号です。更新のたびに改良や新機能の追加などが行われるので、番号が大きい、より新しいバージョンの方が、基本的には使い勝手は良いです。またセキュリティーも強化されるので、より安心して使うことができます。

Androidの最初のバージョン「Android 1.0」は2008年9月23日に公開され、以降、何回もの更新を繰り返して現在のバージョンに至っています。

コードネームの違いは大きな変化を意味する

「コードネーム」というのはその製品の開発段階での呼び名です。コンピュータの世界では、しばしば製品の”世代”を表現するためにも使われます。

たとえばAndroid 7.0のコードネームは「Nougat」で、Android 8.0のコードネームは「Oreo」です。世代の違いはシステムに大きな変更が加えられたことを意味しますから、この2つのバージョンでは使い勝手や機能も大きく違ってきます。

逆にAndroid 8.0とAndroid 8.1などコードネームが同じバージョンは、共通のシステムを使っているため、細かな違いはあれど使い勝手はそれほど大きく変わりません。

現在、新品で販売されているAndroid製品のほとんどがAndroid 9 Pie以降を搭載しています。

Androidの主なバージョンとコードネーム

  • Android 1.0 Apple Pie
  • Android 1.1 Banana Bread
  • Android 1.5 Cupcake
  • Android 1.6 Donut
  • Android 2.0/2.1 Eclair
  • Android 2.2 Froyo
  • Android 2.3 Gingerbread
  • Android 3.0/3.1/3.2 Honeycomb
  • Android 4.0 Ice Cream Sandwich
  • Android 4.1/4.2/4.3 Jelly Bean
  • Android 4.4 KitKat
  • Android 5.0/5.1 Lollipop
  • Android 6.0 Marshmallow
  • Android 7.0/7.1.1 Nougat
  • Android 8.0/8.1 Oreo
  • Android 9 Pie
  • Android 10
ヒント:気が付きましたか?実はAndroidのコードネームはお菓子の名前(英名)に由来し、頭文字がアルファベット順になるように命名されているのです。
ヒント:最新のAndroid 10ではバージョン名が見直され、コードネームを含めないシンプルな表現に変わりました。