Googleが紙の写真をデジタル化するアプリ「フォトスキャン」の配信を開始しました。Android版とiOS版があり、どちらも無料で使えます。
このアプリは現像された写真をスマートフォンのカメラで撮影(スキャン)することで、デジタル化するというものです。
紙の写真を単にスマートフォンのカメラで撮影しただけでは表面の反射や歪みが気になりますし、縁もビシっと決まりません。そんな時はこのフォトスキャンを使って撮影すれば、写真の縁は自動で検知され、画像の補正・回転、反射などの除去も行ってくれるので、きれいな状態で写真をデジタル化できます。スキャンした写真はGoogleフォトに簡単に保存することができ、他の写真と同じように共有したり、検索したりできます。
フォトスキャンのリリースにあわせてGoogleフォトに3つの編集ツールが追加されました。Googleフォトで写真を開いたら、鉛筆のアイコンをタップして編集モードに入ります。「フィルタ」「補正」「切り抜き/回転」という3つのタブが表示され、タップしたりゲージをスライドしたりするだけで幅広い加工が可能です。
フィルタの「自動」はプロが編集したように露出や彩度が調整されます。補正の「カラー」の項目にある「ディープブルー」は、焦点が海や空といった青を多用する写真でおすすめとされています。