Android デバイス&OS

Android One「507SH」にAndroid7.0が配信開始。Nexusより遅いが普通のスマホよりは対応が早い

ワイモバイルから販売されているAndroid Oneスマートフォン「507SH」に、10月27日よりAndroid7.0 NougatへのOSバージョンアップが順次配信されています。

507SHは、国内で初めて発売されたAndroid Oneブランドのスマートフォンです。Android OneはGoogleが各国のメーカーと協力してスマートフォンを開発するプログラムで、Androidの標準アプリが中心のシンプルな中身と、常に最新バージョンのAndroid OS、最新のセキュリティーアップデートが提供されるのが特徴です。507SHはシャープが製造しています。

Android 7.0 Nougatは8月に配信が開始されたばかりのAndroid OSの現行最新バージョンです。国内キャリアから発売されているNexus以外の端末で、このバージョンが提供されている機種はまだありません。つまり触れ込みの通り、一般的な機種よりも早いタイミングでOSのバージョンアップが提供され、最新バージョンが保たれたということになります。

ただしNexus端末へのバージョンアップの提供はもっと早期に行われました。ワイモバイルが販売するNexus端末の中では、9月上旬にNexus 5X、10月中旬にNexus 6に対し、Android 7.0 NougatへのOSバージョンアップが提供されました(Nexus 5はバージョンアップ対象外)。タイムラグはおよそ2か月間。おサイフケータイやワンセグの搭載など、多少ローカライズされている部分が影響しているものと思われます。

なおAndroid One端末には「OSバージョンアップは発売から18カ月間に最低1回以上、セキュリティーアップデートは発売から最低2年間」という保証が付けられています。507SHは発売からまだ3カ月しか経っていないので、最低でももう1回はメジャーアップデートが提供されるはずです。

情報元:ワイモバイル