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KDDIがシダックスと連携してVRコンテンツ配信サービスの実証実験。360度ライブや握手会など

KDDIとKDDI総合研究所が、カラオケ店と連携したVRコンテンツ配信サービスの実証事業を行っています。

カラオケルーム内で「HTC Vive」を装着し、アーティストのライブや握手会などの交流イベントをその場にいるかのように体験することができるというものです。高音質な音響や防音といったカラオケルームの特性に着目したといいます。

今回の実験に使用されるコンテンツには、2016年2月19日結成の5人組みアイドルグループ「マジカル・パンチライン」、通称「マジパン」が起用されています。撮り下ろし360度ライブや、自由視点VR技術による「自由視点ライブ」、それにメンバーとのカラオケ、バーチャル握手会が体験できます。

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実施期間は10月19日~11月18日まで。場所はシダックス新宿歌舞伎町クラブで、店舗内の1ルームを使用して実施されます。

料金は1部屋1時間あたり600円。別途カラオケ室料が発生します。利用したい場合は事前に電話で予約するか、店頭受付にてVRの利用を希望する旨を伝えると、指定の専用ルームに案内されます。

今後は事前に制作したコンテンツだけではなく、KDDI総合研究所の「高画質VRリアルタイム映像配信」技術を利用したVR映像のリアルタイム配信も予定しているとのことです。スマートフォンとスマートフォン挿入型のVRゴーグルを使って自宅で楽しめるVRコンテンツも最近は増えてきていますが、身近なカラオケルームでもっと本格的で臨場感のある体験ができるようになるというのは、なかなか面白いのではないでしょうか。

情報元:KDDI