モバイル向け新放送サービス「i-dio(アイディオ)」が本日7月1日より、福岡、東京、大阪のエリアでグランドオープンしました。
「i-dio」は、地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯 (VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用した、モバイル向けのマルチメディア放送サービスです。デジタルデータを放送するのでハイレゾ級の高音質サウンドを聴いたり、NOTTV(2016年6月末サービス終了)とは異なり地域ごとに異なる番組が放送されるので、渋滞情報や災害情報などの取得にも便利です。
今年3月より福岡、大阪、東京のエリアで放送を開始していましたが、受信アプリのアップデートや新しいアプリの配信などをもって本格的な展開が開始されました。また、放送エリアが東海エリアにも拡大されました。
受信アプリのアップデートでは、提供中の「i-dio アプリ」にインターネット受信モードが搭載されました。これまでは放送を受信するには専用のWi-Fiチューナーか、チューナー内蔵の「i-dio Phone」(Androidスマホ)が必要でしたが、インターネット受信モードを利用することで、放送エリア内であればチューナー不要でi-dioをインターネット経由で利用できます。ただし受信できるのはそのエリアで放送しているチャンネルに限られます。
新しいアプリとして、TOKYO SMARTCAST が提供する高音質チャンネル「TS ONE」が楽しめる「TS PLAY」が追加配信されました。7月中旬にはドライバー向け放送局「Amanek チャンネル」が視聴できるアプリの配信も開始されます。
認定証交付を受けて東海地方、名古屋局でのプレ放送が7月1日正午より開始されています。ローカルチャンネル「TRAN・Jチャンネル」がプレ開局され、8月1日から本放送が開始されます。静岡県と北陸地方の放送エリアも随時拡大の予定となっています。
i-dio 新放送サービス
http://www.i-dio.jp/
情報元:エフエム東京(PDF)