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乾電池型IoT「MaBeee」。ミニ四駆やプラレール、電動歯ブラシもスマホでコントロール

クラウドファンディングで目標金額の1280%を達成した乾電池型IoTデバイス「MaBeee」の一般販売が開始されます。Amazonで予約受付けが行われていて、発売予定日は8月4日となっています。価格は1本、税込5,378円です。

「MaBeee」は、スマートフォンで乾電池の出力をコントルールできるようにする、単3電池形状のスマートガジェットです。通常の単4乾電池をセットして使います。

MaBeeeをおもちゃや自分で作った工作、電動歯ブラシなど、乾電池で動くものに装着すれば、スマートフォンからこれらの動きがコントロールできるようになります。例えば、普通はスイッチを入れると走り続けるだけの電車のおもちゃに対して、スタート/ストップの操作や速度調整ができるようになり、坂道を上る時に一気に加速したり、駅の手前で徐行運転をしてピッタリ停車する、などということが可能です。

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アプリには、電池の出力をコントロールする6つのモードが用意されています。スマートフォンを振ったり傾けたりすることで、おもちゃが速く走ったり、ぬいぐるみがトコトコ近づいてきたり、さらにはタイマー機能でハブラシ時間をコントロールするなど、「MaBeeeを装着するもの×モード」で幅広い楽しみ方が考えられます。

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アプリの対応OSは今のところiOSのみで、Android版は誠意開発中とのこと。スマートフォンとはBluetoothで通信します。1台のスマートフォンに対して10台までのMaBeeeが接続可能で、同時に制御できます。

乾電池を2本以上使う製品の場合、MaBeee1本で電池直列4本までであれば使えます。例えばミニ四駆の場合、MaBeee1本と通常の乾電池1本で動作します。並列接続の製品では使えません。なお単3サイズ以外のものは今のところありませんが、拡充も検討されています。

手元にあるおもちゃを簡単にスマートフォンと連携させることができるというのが素晴らしいですよね。もう少しお値段が下がれば、ぐっと身近なものになりそうです。

MaBeee(マビー)
http://mabeee.mobi/