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KDDIが約30年分、600以上の機種を掲載した「auケータイ図鑑」を公開

KDDIが歴代のケータイを掲載した「auケータイ図鑑」を公開しました。

「auケータイ図鑑」は、IDOからショルダーフォンが登場した1987年から現代までの携帯電話の歴史を図鑑形式で振り返ることができるコンテンツです。約30年分、600以上の機種の外観や特徴が掲載されていて、一部の機種は起動時の画面やサウンドまでチェックすることができます。

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auから初めてAndroidスマートフォンが発売されたのは2010年6月。通称「メガネケース」と呼ばれたシャープ製の「IS01」でした。5インチタッチパネルにフルキーボードが搭載された個性的な機種で、ブログやSNSが快適に楽しめると紹介されていました。

is01

続いて登場したのが2010年11月発売の、同じくシャープ製の「IS03」。おサイフケータイに初めて対応したことで、ようやく携帯電話としてメインで使えるスマートフォンが出てきました。

2011年の2月からは怒涛のAndroidラッシュで、このブログも同時期から本格的に投稿を開始しました。この頃は海外メーカー製のスマートフォンが”グロスマ(グローバルスマートフォン)”などと呼ばれていて、ガラスマ(ガラパゴススマートフォン、つまり国内メーカー製スマートフォン)と比べてスペックが高い反面、おサイフケータイや防水などの日本市場向けの機能が搭載されていないという欠点もあり、ガラスマかグロスマか、どちらを買おうか迷った方もとても多かったのではないでしょうか。

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新しいケータイの形が模索されたのもこの頃で、スライド式のフルキーボードを搭載した「REGZA Phone IS11T」や、スライド式のテンキーを搭載した「AQUOS PHONE IS11SH」は強く記憶に残っています。残念ながら今はこういった意欲的な製品はほとんど見なくなりました。

au初のiPhoneやWindows Phoneが発売されたのも2011年でした。2011年を起爆剤に数年間、本当にスマートフォン市場が大きく盛り上がりました。

私が携帯電話にこんなに興味を持ったのはスマートフォン登場以降ですが、皆さまの中にはそれ以前から趣味や仕事にされている方も多くいらっしゃるかと思います。「auケータイ図鑑」をぼーっと眺めながら、ご自身のこれまでの数年間、数十年間を振り返ってみるのもまた一興でありましょう。

auケータイ図鑑|おもいでタイムライン
http://time-space.kddi.com/ketaizukan/index.html

おもいでタイムライン あなたとケータイの30年
http://time-space.kddi.com/omoide/index.php