Android デバイス&OS

KDDIが「Xperia X Performance」を発表。6月中旬以降発売へ

KDDIがauの2016年夏モデルとして、ソニー製のAndroid搭載スマートフォン「Xperia X Performance SOV33」を発表しました。発売時期は6月中旬以降です。

「Xperia X」はこれからのフラグシップシリーズ

Xperia X Performanceはソニーが2月にグローバル発表していたXperiaスマートフォンのフラグシップモデルです。Xperiaスマートフォンのフラグシップモデルにはこれまで「Xperia Z」というシリーズ名が使われてきましたが、今回から新しく「Xperia X」というシリーズ名が使われるようになりました。

auからは最上位の「Xperia X Performance」が発売

Xperia Xシリーズには「Xperia X Performance」、「Xperia X」、「Xperia XA」の3モデルがあり、国やキャリアによって取り扱いモデルが異なります。このうちauからはXperia X Performanceが発売されることになりました。今後、残るモデルも追加で発売されるかもしれませんが、グローバル発表時点で「Xperia X Performance以外のモデルの国内投入は予定していない」ということでしたので、その可能性は低いです。

Xperia Z5から処理性能、カメラ、バッテリーが進化

Xperia X PerformanceはXperia Z5から主に処理速度とカメラ機能、バッテリー機能が向上しています。Qualcomm最新のチップであるSnapdragon 820を採用することでCPUは約2倍、GPUは約1.4倍高速に。カメラは「先読みオートフォーカス機能」によって被写体の動きを予測してブレの少ない撮影が可能になり、またカメラキーの長押し起動から撮影までにかかる時間が大幅に短縮されました。前面カメラも1,320万画素へ大幅に強化されています。

バッテリーは米Qnovo社の開発するバッテリー制御技術が導入され、新たなアルゴリズムによりバッテリーの状態に応じて最適な充電を行うことで経年劣化を軽減。最大約2倍の長寿命化が実現されています。通信面も強化され、一部エリアにおいて最大370Mbpsでのモバイル通信が可能になりました。

本体デザインも変化

Xperia Xシリーズになって本体のデザインにも少し変化がありました。背面の素材がガラスではなくメタルになり、さらに前面のディスプレイ周りが本体の色と同じ色になったので、一体感のあるデザインになりました。

本体サイズは約71 ×144×8.6mm。重さは約165g。カラーバリエーションはホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4色です。

sov33_front_color

主なスペック

Xperia X Performanceの主なスペックは、5インチFHD(1920×1080)ディスプレイ、Snapdragon820プロセッサ、3GB RAM+32GB ROM(microSDカード対応)、背面2,300万画素/前面1,300万画素カメラ、2,570mAhバッテリー、Android6.0 Marshmallow、4G LTE/WiMAX 2+、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi、Bluetooth4.2、おサイフケータイ、ワンセグ・フルセグ、防水・防塵、指紋センサーなど。

NFC/おサイフケータイのチップはフロントカメラ横に配置が変更され、本体へのロゴ刻印が無くなりました。

sov33_nfc

情報元:KDDI