ドコモが本日3月2日よりXperia Z5シリーズにAndroid6.0へのOSバージョンアップを提供開始しました。
対象は「Xperia Z5 SO-01H」「Xperia Z5 Compact SO-02H」「Xperia Z5 Premium SO-03H」の3機種です。スマートフォン単体でアップデートでき、所要時間は約75分となっています。パソコンと接続してアップデートする方法も用意されていますが、現在準備中となっていて、順次提供されます。アップデート後、ソフトウェアのビルド番号は「32.1.F.0.43」になります。
新しいソフトウェアにアップデートするとOSバージョンがAndroid6.0 Marshmallowにバージョンアップし、このバージョンで新たに実装された「Now on Tap」機能や、省電力を最適化する機能、アプリバーミッションの個別設定機能などが利用できるようになります。
また、Xperiaの標準ホームアプリのカスタマイズ機能の追加や、カメラUIの刷新、指紋ロック解除時のセキュリティー強化など、メーカー独自のアップデートも含まれています。
主なアップデート内容
- OSバージョンがAndroid6.0 Marshmallowへバージョンアップ
- Now on Tapが追加
- 省電力を最適化する機能が追加
- アプリのパーミッション設定が進化
- 「Xperiaホーム」に画面スワイプ時のエフェクトを変更する機能が追加
- カメラUI刷新。スワイプ操作で撮影モードの切り替えが可能に
- 通話履歴画面に「通話履歴フィルター」の項目が常時表示されるように変更
- 最近利用したアプリ画面の視認性向上。スモールアプリバーが隠れるように
- 通知パネルに表示されるスクリーンショット画像の、通知パネル上での消去が可能に
- 指紋によるロック解除設定時のセキュリティー強化
スクリーンショット画像付きのより詳細なアップデート内容は以下のリンクから確認できます。
Android 6.0対応 OSバージョンアップ | ソニーモバイルコミュニケーションズ
指紋によるロック画面解除のセキュリティー強化について、バージョンアップ後は端末の電源を入れた際などに、指紋以外のロック解除方法で本人確認するまでは指紋によるロック解除ができなくなります。この変更はアップデート後の初回起動時から適用されるため、2次認証方法として登録してあるPINまたはパスワードを事前に確認しておく必要があります。
このほかアップデート時の注意事項として、アップデート後は「低バッテリーモード」と「STAMINAモード」が非対応になる(「STAMINAモード」は4月下旬以降のソフトウェアアップデートで対応予定)ことや、2台のXperiaのFeliCaマークをタッチして接続できる「ワンタッチ設定」が非対応になること、HDMI等で外部機器に接続した際の5.1chオーディオ再生が非対応になること、着信音量がデフォルト値に戻ることなどが案内されていて、影響が大きいものも含まれているので、アップデート前にはドコモの公式案内を一読することをおすすめします。
詳しいアップデート情報(ドコモ公式サイトへ)