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カシオがAndroid Wear搭載スマート時計「Smart Outdoor Watch」を発表。カラー+モノクロの2層液晶を搭載し電池長持ち

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カシオがAndroid Wearを搭載したスマートウォッチ「Smart Outdoor Watch」(WSD-F10)を3月下旬に発売すると発表しました。カラーはオレンジ、グリーン、ブラック、レッドの4色。価格は税別70,000円。Android4.3以降のスマートフォン、またはiOS 8.2以上を搭載したiPhone 5, iPhone 5s, iPhone 5c, iPhone 6, iPhone 6Plusで使えます。

カシオ初のAndroid Wearを搭載したスマートウォッチということになります。特徴は、マイクを搭載したスマートウォッチとしては初となる「5気圧防水」対応、米国国防総省が規定する耐久試験MIL-STD-810Gに準拠した高い環境耐性、モノクロとカラー液晶の2層構造で長時間動作を可能にするディスプレイ、様々なアウトドアシーンで役立つ独自アプリの搭載など。

ディスプレイは1.32インチで、320×300 ピクセルのカラーTFT液晶と、モノクロ液晶を重ねた2層構造を採用しています。アプリを使わない時は通信とカラー液晶をOFFにし、モノクロ液晶で時刻のみを表示する「タイムピースモード」を選択することで消費電力を抑えます。このモードでは1カ月以上も電池が持つとのことです。

タッチとボタンで操作します。操作ボタンはグローブ着用時でも押しやすい大型サイズで滑り止め加工が施されています。またボタンは右サイドに集約して配置されています。

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スマートウォッチらしい機能としては、スマホと連携してアクティビティ中に知りたい情報を通知する機能を搭載しています。あらかじめ設定した条件に基づき、たとえば日の出の時刻や、休憩のタイミング、魚の動きが活発になるフィッシングタイムなどをジャストのタイミングで知らせてくれます。また各種センサーを用いて自然環境の変化や活動量をリアルタイムで表示する機能も備えています。

このほかアウトドア向けの独自アプリとして、スマートフォンが圏外でもトレッキング専用の地図を表示できる「YAMAP」や、ルート情報・ナビガイドなどトレッキング用のデータを表示する「ViewRanger」、現在地付近の雨の様子がひと目で分かる「Go雨! 探知機」、ランニング・サイクリング向けの「Runkeeper」がプリインストールされています。さらに、カシオ製デジカメ「EXILIM Outdoor Recorder EX-FR100」との連携機能を備え、スマートウォッチからのリモート撮影が可能となっています。Android Wearの標準アプリももちろん使えます。

スペック

  • 防水性能:5気圧
  • 耐環境性能:MIL-STD-810G(米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠
  • ディスプレイ:1.32インチ320×300 ピクセル、2層構造(カラーTFT液晶+モノクロ液晶)、静電容量式タッチパネル
  • センサー:圧力(気圧/高度)センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、方位(磁気)センサー
  • 通信:Bluetooth4.1LE、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)
  • バッテリー:リチウムイオン電池(マグネット圧着式充電端子)
  • 電池寿命:通常使用時で約1日以上、タイムピースモードで約1ヶ月以上
  • 本体サイズ:61.7×56.4×15.7 mm
  • 重さ:約93 g (バンド含む)
  • OS:Android Wear
  • 対応機種:Android4.3以上を搭載したスマートフォン、またはiOS 8.2以上を搭載したiPhone 5, iPhone 5s, iPhone 5c, iPhone 6, iPhone 6Plus

情報元:カシオ