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ファーウェイ、新型モバイルプロセッサKirin 950搭載のハイエンドスマートフォン「HUAWEI Mate 8」を中国で発表

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ファーウェイがAndroidスマートフォンの新しいハイエンドモデル「MUAWEI Mate 8」を中国で発表しています。いくつかのバリエーションがあり、価格は2,999~6,888中国元(約58,000~132,000円)。2016年の第1四半期に発売されます。

日本ではハイエンドモデルとして「Mate S」が発表されたばかりですが、さらにハイスペックな「Mate 8」が中国で発表されました。ひとつ前のモデルである「Mate 7」は日本でも発売されているので、「Mate 8」も今後発売される可能性は高そうです。

「Mate 8」のスペックで特徴的なのは、ファーウェイが先日発表したばかりの新型モバイルプロセッサ「Kirin 950」を搭載していることです。ARMの新コア「Cortex-A72」を世界で初めて商用化したSoCであり、2.3GHzのCortex-A72コアを4つと、1.8GHzのCortex-A53コアを4つ、合わせて8コア(オクタコア)のbig.LITTLE構成を採用しています。またGPUもARMの最新ハイエンド「Mali-T880」を採用し、その性能は現行最上位の「Kirin 930」と比べ2倍高く、逆に消費電力は30%削減できたとされています。

OSは最新のAndroid 6.0 Marshmallowを搭載します。オリジナルUIのEmotion UIはバージョン4.0に。メモリーはモデルによって仕様が異なり、「3GB RAM+32GB ROM」(約58,000~62,000円)、「4GB RAM+64GB ROM」(約71,000円)、「4GB RAM+128GB ROM」(約85,000円)の3つのバリエーションがあります。また、Huawei Watchとセットになった特別バージョン(約132,000円)も用意されています。

ディスプレイは6インチFDH(1920×1080)のIPS-NEO液晶を採用。画素密度は368ppi。コントラスト比は1500:1。色再現範囲はNTSC比95%。ベゼルレス設計により画面占有率は8割を超えています。

背面カメラにはソニー製の1/2.8型1,600万画素裏面照射型CMOSセンサー「IMX298」を採用しています。絞り値はF2.0。720pの120FPSスローモーション撮影や、OIS光学式手ぶれ補正などに対応しています。また800万画素の前面カメラを搭載しています。

このほか大型の4,000mAhバッテリーや、「Mate 7」「Mate S」にも搭載されている指紋センサーなどを搭載。通信機能は802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.2、NFC、およびFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式のモバイルネットワークに対応しています。通信速度は下り最大300Mbps/上り最大50Mbps。

本体サイズは157.1×80.6×7.9mm。重さは約185g。カラーバリエーションはモカゴールド、シャンパンゴールド、ムーンライトシルバー、グレイスカイの4色が用意されています。

情報元:ファーウェイ