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Apple、圧力センサーによるプレス操作に対応した「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」を発表。日本では25日より発売

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AppleがiPhoneの新製品となる「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」を発表しました。ドコモ、KDDI、ソフトバンクが9月25日に発売するほか、Apple StoreにてSIMフリー版も同日より発売されます。予約受付けは9月12日の午後4時1分より開始されます。

iPhone 6s / 6s Plusでは、「3D Touch」と呼ばれる指からの圧力を認識できるタッチ機能が追加されました。新しい操作方法「Peek」と「Pop」により、開く前にメールの内容を覗いたり、アクセスする前にウェブサイトを見たりといったことができます。またアプリアイコンをプレスすることで頻繁に使う機能が呼び出せる「クイックアクション」と呼ばれる操作も追加されました。例えばホーム画面でカメラアイコンをプレスすると、セルフィーやビデオ撮影、スローモーションなどの撮影モード一覧が表示され、使いたいモードにダイレクトにアクセスすることが可能です。

ディスプレイサイズ・解像度はiPhone 6 / 6 Plusから変わっておらず、iPhone 6sが4.7インチ1334×750ドット、iPhone 6s Plusは5.5インチ1920×1080ドットです。コントラストや最大輝度も変わっていません。

カメラはこれまでの800万画素から1,200万画素に向上。撮った一瞬の前後の瞬間を動きとサウンドと一緒にとらえる「Live Photos」や、4Kビデオ撮影などのカメラ機能が追加されています。フロントカメラは120万画素から500万画素へ向上し、自撮り性能も向上しました。

プロセッサは最新のA9チップを搭載。64ビット対応の第3世代Apple製チップであり、一世代前のチップと比べてCPU全体のパフォーマンスが最大70%向上、グラフィックパフォーマンスは最大90%高速になったと謳っています。また通信は下り最大300Mbpsの4G LTE Advancedに対応。LTE周波数帯はスマートフォンで最多クラスの23周波数に対応します。ドコモは9月25日より東名阪地域で国内最速となる下り最大262.5Mbpsの通信サービスを開始しますが、iPhone 6s / 6s Plusがこれに対応します。

OSは合わせて発表された最新の「iOS 9」を搭載します。Siriや標準アプリ、キーボードの強化や、省電力化、省電力モード追加などが行われています。

本体サイズと重さは、iPhone 6sは138.3×67.1×7.1mm、143g。iPhone 6s Plusは158.2×77.9×7.3mm、192g。iPhone 6s / 6s Plusともに、前モデルよりもわずかに大きく、重たくなっています。フロントガラスはより丈夫な「イオン強化ガラス」を初採用。カラーはローズゴールドが追加され、シルバー、ゴールド、スペースグレイと合わせて4色展開になりました。ストレージは16/64/128GBが用意されます。

価格はSIMフリー版のみ案内されており、iPhone 6sの16GBが86,800円、64GBが98,800円、128GBが110,800円。iPhone 6s Plusの16GBが98,800円、64GBが110,800円、128GBが122,800円となっています。

情報元:Apple