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ドコモ、スマートフォン向けサービスを拡充、iモード系サービスのスマートフォンへの対応や独自UIの実装など

自分用のメモのつもりです。新機種の発表ばかりに目が行ってしまいサービスについての発表をあまり聞いていなかったのでここでまとめてみます。

ドコモは今年の夏から年末にかけて、スマートフォン向けサービスの充実を図る予定です。

iモード系サービスのスマートフォンへの対応

まず1つめは1モード系サービスのスマートフォンへの対応です。具体的にiチャネル、メロディコール、Gガイド番組表、楽オクの4つのサービスが今後提供される予定です。iチャネルは6月中、メロディコールは6月以降、Gガイド番組表は5月中旬以降の提供が予定されています。楽オクは既に4月中旬ころから提供が開始されており、ドコモのスマートフォン利用者であればアンドロイドマーケットから無料でダウンロード可能です。

私はもともとiチャネルやメロディコールなど使わなかったくちなので改めて内容を調べてみました。iチャネルはニュースとか天気などの最新情報を収集できるツールで、メロディコールは「プルルルル・・・」という電話の呼出音を好きな音楽などに変更できる機能とのことです。Gガイド番組表はテレビの番組表が見られるツールです。楽オクは楽天オークションの専用ブラウザみたいなものです。

これらはいずれもアプリとして提供されます。今回発表された夏モデルでは、プリインストールされている機種とダウンロードショートカットだけがインストールされている機種があるそうです。

またこれらのほかに、占い、ゲーム、待ち受け、音楽などのiモードコンテンツをスマートフォンでも利用出来るように整える予定です。これを実現するためには、iモードの課金・認証システムをスマートフォンに導入することが必要とのことで、これを進めていく予定。また、iモード端末で利用していた「マイメニュー」を、スマートフォンへの乗り替えのときに手続きなしで移行できる体制を整えるということです。

ドコモならではの新サービス提供

スマートフォン向けサービス拡充の2つめは、ドコモならではの新サービスへの取り組みです。具体的には、ドコモのオリジナルUIである「docomo Palette UI」の実装と、「docomo connected HOME」への取り組みです。

docomo Palette UIは、要するにドコモ標準のホームアプリといったところです。目的のアプリにすぐにアクセスできるように設計されています。機種変をしても変わらない操作感を提供できるという意味も持っていると思われます。

docomo connected HOMEは、テレビなどの情報家電との豊かなつながりを提供する取り組みです。具体的には「Twonky Mobile Special」というスマートフォンとDLNA機器との接続を実現するアプリを無料で提供します。これによってDLNA対応のスピーカーへスマートフォンに保存してある音楽をワイヤレスで転送して再生したり、画像をテレビに表示させたりできるようになります。Twonky Mobile Specialは夏モデルAndroidスマートフォンにはプリインストールされるほか、既存端末でもアンドロイドマーケットからダウンロードすることで無料に利用することができます。(こちら

新しいバッテリーの形への取り組み

最後に、AQUOS Phone f SH-13Cに実装された「置くだけ充電」について、これは「Qi(チー)」と呼ばれるワイヤレス充電の標準規格に準拠したもので、モバイル端末の新しい電池スタイルへの取り組みとして導入されています。今後は対応端末を徐々に増やしてゆき、2~3年で全機種でサポートされるように展開していくとのことです。また同時にこれのインフラ面も構築してゆき、空港、映画館、飲食店などで気軽に充電が行える環境を作ってゆくとしています。

長くなってしまいましたが今回の発表会で出た話題としてはこんなところだろうと思います。

※追記:大事なことを忘れていました。エリアメールと緊急地震速報に対応します。夏モデルではソフトウェアをダウンロードして適用することで利用可能となり、秋モデル以降は標準搭載されるようです。また、今冬に登場するXi(LTE)対応モデルではETWS方式が採用され、従来方式よりも早く速報が届くということです。

docomo Palette UIの動画

Twonky Mobile Specialの説明動画