NVIDIAは、Android TVを搭載したゲームコンソール「SHIELD」を発表しています。価格は199ドル。5月に発売します。
世界で始めてプラットフォームにAndroid TVを採用したゲームコンソールで、テレビに接続してゲーム、動画、音楽、アプリを楽しむことができます。
ゲームはGoogle Playストアで配信されているゲームアプリが利用でき、50以上のアプリはSHIELD向けに最適化されています。これには「Crysis 3」や「Doom 3: BFG Edition」といったAAA級タイトルが含まれています。
また、NVIDIAはクラウドゲームサービス「GRID」を開始し、これを利用することで「Batman: Arkham Origins」や「Metro: Last Light Redux」といったより高度なコンソール向けゲームをプレイすることもできます。GRIDはサブスクリプション方式の有料サービスとなります。
SHIELDの主なスペックは以下のとおりです。NVIDIAが今年1月に発表した最新モバイルSoC「Tegra X1」を搭載するのが最大の特徴。高速な動作に加え、4K動画の再生と60fps(VP9, H265, H264)でのキャプチャにも対応しています。
スペック
- OS:Android TV
- プロセッサ:NVIDIA Tegra X1
- メモリー:3GB RAM
- ストレージ:16GB
- 通信機能:Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)2×2 MIMO、Bluetooth4.1
- インターフェース:ギガビットイーサネット、HDMI2.0、USB3.0×2、microUSB2.0、microSDカードスロット、IRレシーバー
- サイズ:130×210×25mm
- 重量:654g
日本での発売については今のところアナウンスされていませんが、ポータブル端末「SHIELD tablet」が昨年日本でも発売されており、今製品の国内発売も可能性は十分と言えます。
情報元:NVIDIA