京セラは、スペイン・バルセロナで開催中のMWC2015にて、ソーラーチャージをコンセプトにした高耐久スマートフォンのプロトタイプを展示しています。
国内ではSIMロックフリーモデルとして販売されている「TORQUE (SKT01)」をベースにしたもので、太陽光パネルをタッチパネルに内蔵し、太陽光での充電を可能としています。2時間で5分間の通話が行えるだけの充電が可能とのこと。
2時間の充電で5分間の通話というとかなり心もとない感じがしますが、京セラによれば「過酷な自然環境や作業現場など充電が困難な場所での電力消費の抑制を検討したプロトタイプ」ということで、どちらかというと電池切れを起きにくくするための仕組みと考えられます。一般向け製品ではなく、企業向けの製品として実用化されそうです。
京セラはこのほか、Windows Phone 8.1を搭載した高耐久モデルのプロトタイプも展示しています。