VAIO株式会社は2月16日、Windows 8.1 Pro搭載タブレット端末「VAIO Z Canvas」の製品化を決定したと発表しました。5月を目処に発売します。市場想定価格は20 万円台後半~。
Windows 8.1 Pro Update(64ビット)を採用したタブレット端末で、昨年10月から試作機として公開していた「VAIO Prototype Tablet PC」の製品版となります。高密度実装技術と放熱設計技術を駆使し、ハイパフォーマンスと小型・軽量が両立されているのが特徴。背面に角度調整が可能なスタンド機構を備え、視差の小さいデジタイザースタイラスペンが付属します。
プロセッサはIntel Core i7 HプロセッサーラインおよびIris Proグラフィックを採用。容量の選択が可能なメモリーは、最大16GBのメインメモリーと、最大1TBのストレージで構成。ディスプレイはAdobe RGBカバー率95%の12.3インチ2560×1704ドット(250dpi)液晶を搭載しています。
SuperSpeed USB(USB 3.0)port×2、HDMI出力×1、Mini Display Port×1、ヘッドホン出力(ステレオ、ミニ端子)、1000BASE-T/SDXCカードスロット(UHS-II)×1などの外部端子を備えています。
VAIO株式会社はこの日、同じくWindows 8.1 Pro Update(64ビット)を採用したノートPC「VAIO Z」も合わせて発表し、同日より受注を開始しています。価格は最小構成で税抜189,800円。マルチフリップ機構を搭載し、ディスプレイ部が180度反転することによりタブレット端末として使うこともできます。
主なスペックは、タッチパネル搭載の13.3インチ2560×1440ドット液晶、Intel Core i7-5557Uプロセッサー(3.10GHz)、Intel Iris 6100 GPU、最大16GBメインメモリー、最大512GB SSD、背面800万画素/前面92万画素Exmor RS for PCカメラなど。サイズは約幅324.2×高さ15.0-16.8×奥行215.3mm。重さは約1.34kgとなっています。
製品ページ
情報元:VAIO(PDF)