5月16日、NTTドコモから富士通の防水・防塵仕様のスマートフォン「F-12C」が正式発表されました。
発売時期は7~8月、予約開始日は未定で確定し次第お知らせするとしています。
F-12Cは富士通単独では初となるアンドロイド搭載スマートフォンです。
防水性能はMEDIAS WP N-06C、AQUOS Phone SH-13Cよりも高いIPX5/IPX8対応となっていて、浸水時の防水能力がより高くなっています。防塵性能はAQUOS Phone SH-13Cと同じです。
ユーザーインターフェースは独自の「NX! comfort UI」が採用されています。端末に話しかけるだけで使いたいアプリを起動させる機能や、通話中の状態であることを知らせる機能など、他の端末にはない使いやすさを重視した機能がいくつも搭載されています。
おサイフケータイ、赤外線通信には対応しますが、ワンセグは非対応となっています。
端末サイズは比較的コンパクトにまとめられていて、寸法は119×60×9.9mmです。丁度Galaxy Sよりも一回り小さくなった感じです。重量は110gとかなり軽量です。世界最薄スマートフォンであるN-04Cの105gに迫る値となっています。ディスプレイは3.7インチWVGA(800×480)です。
基本性能は、Android2.3、1GHzシングルコアCPU、512MBのRAMとなっています。カメラは約810万画素CMOS、前面には約30万画素のフロントカメラも搭載しています。
端末デザインは、英国で最も有名なスーツケースメーカー「GLOBE TROTTER」とのコラボレーションで生まれたとのことです。端末デザインへのこだわり、少し落ち着いたトーンのカラーラインナップ、そしてなにより「簡単さ」に力を入れている点を考えると、メイ ンターゲットを若年層よりも中高年よりに向けているのかも知れませんね。
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詳細スペック
製品名 | F-12C |
サイズ | 119×60×9.9mm |
重量 | 110g |
ディスプレイ | 3.7インチ WVGA(800×480) 高精細スーパークリア液晶 |
OS | Android2.3(Ginerbread) |
CPU | 1GHz(シングルコア) Qualcomm Snapdragon MSM8255 |
RAM | 512MB |
ROM | 不明 |
外部ストレージ | microSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB) |
メインカメラ | 810万画素CMOS LEDフラッシュライト 手ブレ補正 オートフォーカス 顔認識 接写 |
サブカメラ | 30万画素CMOS |
動画撮影 | 720p HD(1280×720) |
Bluetooth | Bluetooth2.1+EDR |
無線LAN | IEEE802.11 b/g/n |
通信 | FOMAハイスピード 下り最大14Mpbs 上り最大5.7Mbps |
主要機能 | ワンセグ:× おサイフケータイ:○ 赤外線通信:○ テザリング:○ 3D:× 防水:○ 防塵:○ 耐衝撃:× |
その他の機能 | NX! comfort UI、ATOK |
電池容量 | 1,460mAh |
連続通話時間 | 約320分(3G)/約290分(GSM) |
連続待受時間 | 約420時間(3G)/約280時間(GSM) |
カラー | ブラック、ローズゴールド |
備考 | – |
情報元:NTTドコモ