シャープが4K対応のスマートフォン向け液晶パネルの開発を開始したことがわかったと、47newsなど主要メディアが報じています。サイズは5~6インチの見込みで、早ければ2016年度にも生産を開始するとのこと。
開発着手の背景には、スマートフォン画面の高精細化に熱心な中国メーカーの強い要望があるといいます。現在でも4Kビデオを撮影できるスマートフォンはいくつか発売されていますが、いずれもディスプレイの解像度がそれよりも低く、再生の際には画質が低下します。4K液晶パネルが搭載されれば、撮影した4Kビデオをスマートフォンの画面でそのまま楽しむことができるようになります。
報道では具体的なピクセル数について言及していませんが、スマートフォン向けディスプレイのアスペクト比の主流が16:9なので、3,840×2,160ピクセル(4K UHDTV)になるものと思われます。現在国内キャリアが販売する機種で最も画面解像度が高いのは、2,560×1,440ドット(WQHD)液晶を搭載した「isai FL LGL24」「isai VL LGV31」です。
情報元:47news