5月16日、Galaxy S II SC-02CがNTTドコモから正式発表されました。
6月下旬発売予定、予約開始は6月10日からです。
Galaxy S II SC-02Cは昨年ドコモから発売されたGalaxy S(SC-02B)の後継機となるサムスン電子製のアンドロイドスマートフォンです。
1.2GHzデュアルコアプロセッサと1GB大容量RAMを搭載し、これまで味わったことのないような快適な操作性を実現しているとのことです。現に海外から輸入して既に使用している人からも大絶賛されています。
ディスプレイは先代Galaxy Sの4インチから、4.27インチへと大型化しています(しかし解像度はWVGA(800×480)から変更なし)。また、画像や映像が美しいことで定評のあったGalaxy Sですが、Galaxy S IIではさらに進化した有機EL「Super AMOLED Plus」が採用されており、より高精細で明るくなっています。それでいて消費電力が約18%削減されているというのですから驚きです。パネルには頑丈で傷つきにくいゴリラガラスが引き続き採用されています。
内部ストレージは余裕の16GBです。最大32GBまでのmicroSDHCもサポートしますので、残り容量を気にすることなくアプリや音楽・動画・画像を次々と保存していくことが可能です。
カメラは背面に800万画素CMOS、前面には200万画素CMOSが搭載されています。動画撮影は1080p フルHDをサポートしています。
無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n準拠で、2.4GHz帯のみならず5GHz帯もサポートします。Blootoothもver3.0 HSとなっており、Bluetoothマウスやキーボードが使えるHIDプロファイルにも対応しています。下り最大14MbpsのFOMAハイスピードに も対応していますので高速通信も可能です。
国内メーカー製だけの専売特許と思われていたワンセグにも対応しています。また、スマートフォンを使ってゲーム機などをネット接続させる「テザリング」にも対応しています。
筐体サイズは126×66×8.9mmで、Galaxy Sの122×64×9.9mmより縦・横に大きく、逆に厚さは薄くなっています。重量は120gでGalaxy Sよりも重いですが、その差はわずか2gです。バッテリーには妥協はなく、むしろ1,500→1,650mAhに増えています。電池持ちの良さでも定評のあったGalaxy Sですが、Galaxy S IIではその点もさらに改良されているようです。
欠点をあげるならば、ワンセグ以外の日本独自機能(赤外線通信、おサイフケータイ)に対応していないことです。この点が、この機種を選ぶかどうかの一番のポイントになってきます。
Xperia acro同様、大変人気が出来機種だと思われますので、早期に入手するなら予約は必須でしょう。
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詳細スペック
製品名 | Galaxy S II(SC-02C) |
サイズ | 126×66×8.9mm(最厚部10.3mm) |
重量 | 120g |
ディスプレイ | 4.27インチ WVGA(800×480) Super AMOLED Plus ゴリラガラス |
OS | Android2.3.3(Gingerbread) |
CPU | 1.2GHz(デュアルコア) Samsung Exynos 4210 |
RAM | 1GB |
ROM | 16GB |
外部ストレージ | microSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB) |
メインカメラ | 800万画素 LEDフラッシュライト オートフォーカス 手ブレ補正 顔認識 接写 |
サブカメラ | 200万画素 |
動画撮影 | 1080p フルHD(1920×1080) |
Bluetooth | Bluetooth3.0 HS |
無線LAN | IEEE 802.11 a/b/g/n (2.4GHz帯、5GHz帯) |
通信 | FOMAハイスピード 下り最大14Mpbs 上り最大5.7Mbps |
主要機能 | ワンセグ:○ おサイフケータイ:× 赤外線通信:× テザリング:○ 3D:× 防水:× 防塵:× 耐衝撃:× |
その他の機能 | MHL出力、DLNA対応、TouchWiz 4.0、docomo Palette UI |
電池容量 | 1,650mAh |
連続通話時間 | 約430分(3G)/約480(GSM) |
連続待受時間 | 約690時間(3G)/約500時間(GSM) |
カラー | Noble Black |
備考 | NFCは非搭載 |
情報元:NTTドコモ