総務省およびNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ワイモバイルの携帯4社は9月25日、携帯電話間で提供されている番号ポータビリティに、10月1日よりPHSが加わることを改めて案内しました。
番号ポータビリティ（MNP）は、契約している電話会社を変更しても、電話番号は変更しないまま継続して利用できる仕組みです。これまで携帯電話同士の番号ポータビリティーは可能でしたが、PHSは対象外となっていました。
2014年10月1日からはPHSも対象に加わり、携帯電話（080番号）とPHS（070番号）との間で、電話番号を維持したまま事業者の乗り換えが可能になります。なお、携帯電話にも070番号が割り当てられことになるので、電話番号だけでは携帯電話とPHSを区別できなくなりますが、PHSに電話をかけると特別な呼び出し音が鳴る仕組みのため区別できます。
携帯電話とPHS間のショートメッセージサービス（SMS）の事業者間接続も同日より開始されます。
情報元：総務省