Android版「LastPass」アプリがver3.2よりアプリやChromeブラウザでの自動入力に対応しています。
「LastPass」はクラウドベースのパスワード管理サービスで、サイトごとにログイン情報を記録し、複数の端末からのログイン情報の閲覧、およびワンクリックでの自動入力などができます。モバイルアプリを利用するには1ドル/月のLastPassプレミアムへの加入が必要です。
これまでモバイル版アプリでは、例えばTwitterアプリなどほかのアプリ上でログイン情報の閲覧および自動入力はできませんでしたが、新バージョンとなるver3.2(現在の最新はver3.2.3)よりこれらが可能になりました。Chromeブラウザにおいては、閲覧サイトのログインフォームにも反応します。
実際の挙動は上の動画のとおりです。アプリを起動しログインフォームを見つけるとLastPassのウィンドウが表示され、入力したいアカウントを選択すればフォームにログインアカウントとパスワードが自動的に入力されます。
この機能の動作条件はOSがAndroid4.1以降であることです。Chromeブラウザでの利用にはAndroid4.3以降が必要です。(なお私が試したところ、Android4.2以前を搭載した端末では自動入力まではできず、ポップアップしたLastPassウィンドウからログイン情報をコピー&ペーストすることしかできませんでした。)
機能を利用するには、LastPassアプリの設定で「Enable Fill into Apps」を有効にした上で、スマートフォン本体の設定で「ユーザー補助」→「サービス」のLastPassの項目をONにします。
アプリダウンロード