ドコモは3月24日、2013年度適用の事業者間における携帯電話のパケット接続料改定について、総務大臣へ届出を行ったと発表しました。2013年4月1日に遡って適用されます。
ドコモがMVNO事業者向けに設定しているパケット接続料の改定です。第二種指定電気通信設備制度の運用に関するガイドラインに沿って算定。2013年度適用の接続料は、レイヤ3接続（10Mbps）はひと月あたり1,795,815円となり、2012年度適用の接続料から51.4%減に。レイヤ2接続（10Mbps）ではひと月あたり1,234,911円となり、56.6%低減しました。接続料が減ることにより、MVNOが提供する格安SIMサービスがさらに安価になる可能性があります。
パケット接続料は年々低廉化していますが、今回の下げ幅は過去最大を記録しています。接続料は設備にかかった費用をトラフィックで除算することで算出しているため、スマートフォンの普及などで分母にあたるトラフィックが大幅に増えたとみられています。