Samsungが2月26日に新しいモバイルプロセッサ「Exynos 5422」および「Exynos 5260」を発表しています。
「Exynos 5422」はプレミアムデバイス向けの「Exynos 5 Octa」に類される製品。重い処理を担当する最大2.1GHzのARM Cortex- A15コアと、軽い処理を担当する最大1.5GHzのA7コアをそれぞれ4基ずつ、計8コア搭載しています。big.LITTLE HMP技術が適用されており、駆動させるコアの任意の組み合わせ(最大で8コア全て)により、最適なパフォーマンスと高い省電力性を実現。従来モデルよりも動作周波数がアップしており、最大で34%パフォーマンスが向上しているとされています。GPUは現行のExynos 5420と同じMali-T624。WQXGA(2560×1600)の解像度をサポートしています。
サンプル出荷はすでに開始されており、搭載製品は2014年第1四半期中に登場する見込み。一部では、GALAXY S5の派生モデルで採用されるとみられています。
発表されたもうひとつのプロセッサ「Exynos 5260」は、ミッドハイデバイス向けの「Exynos 5 Hexa」に類される製品です。最大1.7GHzのARM Cortex- A15を2コア、最大1.3GHzのA7を4コア、計6コアが搭載されています。こちらもbig.LITTLE HMP技術を適用しており、従来のExynos 5 Dualプロセッサから最大42%のパフォーマンス改善が図られているとのことです。同じくWQXGA(2560×1600)の解像度をサポートしています。
すでに量産が開始されており、正式には発表されていませんがどうやら先月発表された「GALAXY Note 3 Neo」で採用されているようです。