東芝は2月20日、スマートフォンやタブレット向けに、業界最速となる240fps相当のフルハイビジョン撮影が可能なCMOSセンサー「T4K82」を製品化し、3月からサンプル出荷を開始すると発表しました。9月から量産が開始されます。
同社が今年1月に発表した新技術「ブライトモード」を搭載した製品です。「ブライトモード」により画像の明るさを最大4倍に高めることで、従来モバイルデバイスでは難しいとされていた、明るく高画質なハイスピード撮影を実現。本製品をスマートフォンやタブレットに使用することにより、スポーツなどの動きのある動画のスロー画像を高画質で見ることが可能になるとしています。
最大出力画素数は1,300万画素。光学フォーマットは1/3.07インチ。画素ピッチは1.12マイクロメートル/裏面照射型。「ブライトモード」で出力可能な最大フレームレートは、Full-HD(1920 × 1080)とHD(1280 × 720)で240fps、WVGA(800 × 480)とVGA(640 × 480)で480fps、QVGA(320 × 240)で900fpsとなっています。
情報元:東芝