LGは、2月24日よりスペインで開催されるMWC2014にて、Androidスマートフォン「G2」の小型版を披露することを告知しました。Facebookの公式ページでティザー画像を公開しています。
G2は、5.2インチFHD液晶、2.3GHzクアッドコアCPU(Snapdragon 800)、2GB RAM、1,320万画素カメラなどを搭載したハイスペックAndroidスマートフォンです。日本でもNTTドコモが扱っており、au KDDIもこれをベースにした「isai」という機種を発売しています。
今回MWCで発表が予告されたG2の小型版は、公開されたティザー画像を見ると、G2よりも二回りほど小柄であることがわかります。対比が正確であると仮定して簡単に測ってみたところ、ディスプレイが4.5インチだと収まらず、4.3インチが妥当という結論となりました。4.3インチというと、他メーカー製のスマートフォンではソニーのXperia Z1 Compact(国内版はZ1 f)、HTCのHTC One mini、サムスンのGALAXY S4 miniなどが該当します。
問題はスペックです。HTC One miniとGALAXY S4 miniは中級スペックですが、Xperia Z1 Compactは小型でありながらハイエンドモデルと同等のスペックを有しています。「Gシリーズ」はLGのフラグシップ級モデルのシリーズ名であることを考えると、G2の小型版はXperia Z1 Compactと同じセグメントの製品となる可能性が高いと言えそうです。